- あさの あつこ
- 透明な旅路と
と……っても大好きな作家さん、あさのあつこさん初の「モダン・ミステリー」と銘打たれたこの本。
行きずりの女性を殺してしまった男が、雨の中、車で逃げる最中に幼い女の子を連れた少年に出会う。
車に乗せていってくれ、と頼まれるが、行き先はもうずっと帰っていない故郷の方で――。
という、出だしなのですが、この少年が不思議存在で、でもちょっと小生意気な感じですごくいい。
主人公の、少年と幼子への関わり方が少しずつ変わって行く様子もいい。
これ、「モダン・ミステリー」ってあるけど、むしろ「ホラー」「ファンタジー」っぽい気がしたなぁ。
ミステリーとして読むと、不思議度が高すぎるような気がする。
でもラスト、本当に良かったー。






