昨日のニュースを始め、最近になり、福島第一原発事故関連の事実が様々明るみに出てきました。

例えば、原発敷地外でのプルトニウムの存在も1ヶ月程前にやっと発表されました。僕は5月末に記した原発についての日記で、プルトニウムも出ているだろうと書きました。しかし、その頃の政府発表は、原発事故によって放出されたプルトニウムは確認されていないというものでした…。

今となっては重大な嘘、或いは間違い以外の何者でもありません。国民をなんと思っているのでしょうか?

また、文部科学省は東日本のセシウム分布マップを公開していますが、これも1ヶ月程前から、期間を空けて2県ずつ発表してきました。

本当にほとぼりが冷めてから国民を驚かせないように公開するのが徹底されています。まさに、悪い意味で「関心する」の一言です。

それにしても恐ろしい汚染実態です…。国の発表だから、低めに見積もっていることはあっても、多めに記すことはないでしょう。それゆえ、最低でもこれだけは累積してるのでしょう。悲しいことに、群馬県の多くや、新潟県魚沼地方も比較的高線量です。

また、
■<甲状腺機能>福島の子供10人に変化 NPO検診
(毎日新聞 - 10/4 19:50)
という、ニュースも密かに存在します。
これが現時点で、原発事故による影響であるとは断定できません。しかし、チェルノブイリ事故の10年後に行われたIAEA/EC/WHOの国際共同会議では「チェルノブイリ周辺では1990年から激増している小児甲状腺がんのみが、唯一事故による放射線被ばくの影響である」としていることからも僕は因果関係はあると思います。

今からでも遅くありません。高線量地域に住みながらも、避難できる方はぜひ避難してください。直ちに影響はなくとも後々何かあってからでは遅いのです。

そして、政府は全自主避難者への援助はできなくても、少なくとも福島県内の高線量地域(チェルノブイリでは子どもが避難しなければならないレベルだった地域)は避難推奨地域に認定し、子どもの集団疎開を進めねばなりません。

逃れ得るかもしれない災難から国民を守るのは国として当たり前、逃げれずに困っている人を守るのは人間として当たり前、のはずです。
福島第一原発2号機、核分裂の可能性 ホウ酸水を注入


さて、今日も原発関連の大きなニュースが入ってきました。

福島第一原発の核分裂についてはずっと指摘されてきたものの、東電はこれまで、キセノンなど核分裂の目安となる物質の有無を発表していませんでした。

僕は小規模の核分裂はずっと続いていたと思います。それだけに、このタイミングでの東電の発表には恐ろしさを感じます。

規模は小さいものの、核分裂を止められる見込みが立たず、もしや再臨界が進む可能性が高いのではないのでしょうか?

状況から目が離せません。大規模な爆発などは、まず起こらないと思いますが、詳しい状況が分からない以上、念のために福島県を始めとする関東、東北地方におられる方は動向に特に注意して下さい。


さて、僕は実際に9月下旬に福島市を訪れ、様々な方々と話しました。

現地では危険に怯えている主婦がいる一方で大人が騒ぎすぎだという中学生もいました。しかし、心配する方々の多くも慣れてしまい、マスクもしなくなったといいます。

これは、政府や福島県、そして東電が正しく必要な情報を公開していないことが一因だと思います。

先日、大阪大学の先生が福島市で独自に行った線量測定では、多くの人が行き交う市内でも通常の数千倍の値が示されたということです。

遠く離れた千葉県柏市でも高濃度汚染が注目されているだけに、福島市の汚染実態について、市民も私たちも忘れてはなりません。

ただ、福島市の皆さんの感情として一致していたのは、「ストレスを感じている」ことと「原発は無くした方がいい」という気持ちでした。事故から半年以上経ちますが、決してこの事実を風化させたり、周辺住民の思いを無視してはいけません。

(2013/6/16 一部削除)