こんにちは。
個別指導パスエイドです。
最近、中学受験の話をあるお母さんとしていてこんな話が出ました。
「小6の娘の成績がふるわずどうしたらいいかしら?塾の授業だけでは足りないのかしら・・・」
細かく聞いていると、この子は某大手進学塾で中学受験の勉強をしています。カリキュラムもきっちり決まって、中学受験に必要な算数・国語・理科・社会の知識もたっぷり詰まっています。その塾で与えられた教材を100%理解すれば、かなりの高偏差値が出せることは間違いないでしょう。だから、今あるものをちゃんとこなしましょう。
「でも、本当にそれだけでいいのですか?それができないから今困っているわけで・・・・」
そうなんです。今やっていることをできるようにするという回答は間違いではありません。たぶん大手進学塾に通っていれば面談でもそのように言われるでしょう。夏のカリキュラムの説明をされ、1日どのくらい勉強したらよいかなど教えてくれます。まさに、中学受験の王道をしっかり指導してくれますから、決して間違っていません。
「その勉強ってお子様にあってますか?その子にとってベストな選択をしていますか?」
たしかに勉強のやり方、テクニックはあります。弱点も人それぞれ違います。そう、集団指導塾とりわけ大手の塾の最大の弱点は、「最大公約数の指導」をしていることなんです。ですから10人いれば7~8人はそのやり方をやればほぼうまくいきます、しかし2~3人はそのやり方ではうまくいかないわけです。
例えば、漢字を覚えるのに3回書いて覚えることができる子もいれば、10回書いてもなかなか覚えることができない子がいます。この2人に漢字は「5回は書いて覚えなさい!」という指導をすれば、10回書いても覚えられない子はできないままです。また、「漢字は書いて覚えるものだ!」という抽象的な指導では勉強が苦手な子には伝わりません。「君は漢字の練習は丁寧に10回書いてみよう。書いたら覚えたかどうかテストをしてみよう。そこで間違った漢字があればその漢字だけ再度練習してテストしてみよう♪」とすれば、10人中2~3人に入る子でも漢字はできるようになります。要するに、「覚えるとはどういうことなのか」を1回完璧になるまでやってみると案外できるようになるものです。
王道の勉強でうまくいかないときには、視点を変えて工夫するもの大切な道です。
お子様にあった勉強スタイルを見つけてみましょう。何かお困りのことなどあれば個別指導パスエイドにお問い合わせください。
個別指導パスエイド
千葉県船橋市前原東4-9-7
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