こんにちは。高橋です。
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今回は「噛む」ことに関しましておもしろい研究結果が発表されましたので、学習面で応用していただけたらなと思っております。
噛むという行為は、上昇した心拍数を抑えて脳の血流を増加させる効果があるといわれています。
しかし最近になって、噛むことで体に引き起こすあることが研究によって明らかにされました。
それは、「ガムを噛んでいると脳が混乱する」という現象。
「心拍数を抑える」ことと「脳が混乱する」ということは、矛盾しているように考えられます。
一体どういうことでしょうか?
この新たな研究結果を発表したのは、ウェールズにあるカーディフ大学の科学者たちです。
彼らはある実験を経て、ガムを噛みながら複数のことを暗記しようとすると、脳が混乱してそのうちのどれかひとつを忘れてしまう、という事実を明らかにしました。
彼らが行った実験とは、「ガムを噛みながら見聞きした数字または言葉の羅列順序を、人は正確に覚えているかどうか」といったものです。
するとガムを噛んで実験に挑んだ被験者たちの多くが、数字または言葉の羅列の中からひとつなりふたつを見落としていることが判明したのです。
これまでの研究では、電話番号のような単純な数字を思い出そうとする際には、ガムを噛むことが効果的だとされてきました。
それは先に説明したように、噛むという行為が脳に血流を送り込むからです。
これらの研究結果を総合すると、
「噛むという行為は、単純な記憶を思い出すのに効果を発揮する一方で、何かを覚えることには不向きである」
ということがわかりますね。
しかしここで注意していただきたいことは、過去の実験で使用されたガムにはミントの味が付いており、今回の実験で使用したガムは無味であったという相違点です。
そのため、脳の記憶には「噛む」という行為のほかに「味」が深く関わっている可能性も否定できませんので、これが正確な結論であると断言するのは難しいという側面もあります。
「噛む」という行為が「脳の混乱を引き起こす」という、新たな研究結果。
今後さらに時間をかけて、脳の働きと行動に関する正確な事実を明らかにしてほしいものですね。
この「噛む」ということを理解して、みなさんの少しでも効率のいい学び方のヒントになって欲しいです。
勉強中、しっくりくるコンディションと場を整えていただきたいです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。