はい、16回目テーマの「メモリ増設」続きを投下しますー。

【メモリの種類】
メモリーを買おうにも、色んな種類があって、自分のパソコンにはどんな種類でどれ位の容量のメモリを買えば良いか判らないよ?
という方も多いのではないでしょうか。
KAVEもパソコンを弄りだした頃は、種類だとか規格だとか全然分かりませんでした。
増設の前に、ちょっとメモリの種類を勉強してみましょうかねー。

今の主流は「DDR3」と呼ばれるタイプのメモリが売られていますね。
この「DDR3」というのは、DRAMと呼ばれるメモリの発展型であるSDRAMが進化したものです。
SDRAM→DDR SDRAM→DDR2 SDRAM→DDR3 SDRAMと処理速度が倍倍に速くなってきています。
そんなメモリには、パッケージに「メモリチップ」か「メモリモジュール」という2つの規格が書かれているんですねー。

メモリチップはメモリの周波数のことを示していて、メモリモジュールはメモリの転送速度を表しているんだけど、ちょっとややこしいから簡単に言えば

 ●メモリ自体の規格としては、DDRよりもDDR2、そしてDDR2よりはDDR3の方が早い。
 ●メモリチップやモジュールの規格は、数字が大きい方が早い。
とだけ、とりあえず覚えておけばOK。
ただし、モジュール規格でいうところの、PC3-12800(チップ規格でいうとDDR3-1600)以上のものは、オーバークロック(OC)という電圧を上げて高速度を得る様な製品が多いので、無難なところではPC3-10600くらいが気軽に買えるものなのかなー。

実際に増設する前に、自分のパソコンがどの規格に対応していて、どのチップやモジュールまで扱えるか知っておく必要がありますよね。

DDR2とDDR3のように、規格自体が違うものは逆挿し防止のための切り欠き位置が違うので、物理的に挿せないようになっています。
まずはインターネットで自分のパソコンの型番を検索して、どの規格のメモリが、何枚させて、最大容量は何GBまで認識するか調べるところから始めてみましょう。


【対応したメモリの選び方】
例えば、今売れ筋のメーカー製パソコン。
NECの一体型パソコンのバリュースターでは、メーカーの仕様書にこう書いてあります。
 4GB(DDR3 SDRAM/SO-DIMM 2GB×2 PC3-10600対応、デュアルチャネル対応)/8GB

モニタ一体型のテレパソ(地上デジタル放送用のチューナーが入っている)・・・。
これだとちょっと判りづらいんですが、今現在4GBの容量があって、このパソコンに使えるメモリの最大容量は8GBということになります。

※SDRAM/SO-DIMMって・・・、ノートパソコン用のメモリであるSO-DIMMも使えるってことかしらー??
  これは要確認でしょう。

メーカーの仕様書には挿し込むスロットの数が書かれていませんね。
メモリチップの規格も書かれていないので、どの程度までの規格に対応しているかは判らないですが、DDR3には対応していて、2枚までは間違いなく挿せて、最大8GBまで認識するなら、同じモジュール規格のPC3-10600と書かれている4GB×2枚組みのメモリを買えばOKということになりますね。
注目すべきは、「デュアルチャネル対応」と明記されていること。
これは、同じ規格・容量のメモリを2枚一組で挿せば、処理速度が向上する技術です。
今はメモリも随分安くなったし、最初から2枚一組などのパッケージも多く出ていますから、1枚でシングル動作させるよりはお勧めですよ。

上記で対応するメモリは、パソコンショップでは4,000~6,000円程度で売っていますね。

そしてついでなので、KAVEが組み立てたパソコンに使っているマザーボードも晒してみましょう。
MSIという会社のP55-GD65という製品で、
DDR3-2133(OC)/2000(OC)/1600(OC)/1333/1066/800MHz
デュアルチャネル対応、スロット4基、最大実装容量16GBと書かれています。

ふむふむ、この場合はさっきのモジュール規格ではなくて、チップの規格で書かれていますね。
PC3-10600っていうのがDDR3-1333というチップ規格と同じものだから、そのまま使うならPC3-10600というメモリ4GB×2枚組みを2セット、合計4枚まで挿せるということです。
OCと書かれているのは、オーバークロック・・・つまりメモリ電圧を上げて、より高速で動作
するように使うことができるメモリにも対応しているってことです。

まぁ、KAVEは今現在、実際にはPC3-10600の2GBを1枚で使っているだけなんですけどね・・・。
(購入したものの1枚が初期不良で、交換したけどそのまま放置中・・・)

【メモリの増設方法】
さて、実際に買ってきたメモリ、どうやって自分のパソコンに取り付けましょうか。

まずはお掃除の回でも紹介した分解の仕方・・・・コンセントを抜いて、自分の静電気をどこかで取っ払ってから作業しましょう。
メモリは特に静電気に弱い部品です。
パチッ!で壊れた・・・なんてこともあるので、気を付けましょうね。

順序としては、
 ①パソコンのカバーを開ける。
 ②既に付いているメモリの両端にある爪を指で下げる。
 ③メモリを引っこ抜く。
 ④新しいメモリを挿す。
  メモリを挿すスロットは、付いていたものと同じ場所に挿せばOK。

4枚メモリを挿せるところがあって、2枚しか挿していなかったら、マザーボードを上から見て、内側というか中央寄りから外側に向かってチャネルAの0、チャネルBの0、チャネルAの1、チャネルBの1という並びになっています。
デュアルチャネル対応と書いてあれば、チャネルAの0と1に挿せばOK。
その際、さっきと同じことを言いますが、同じ容量のメモリを用意しなければいけません。
例えば1枚が2GBなら、もう1枚も2GBにしなくちゃシングルチャネルというモードになっちゃうんです。

メモリを挿し込む時は、結構固いけど、水平にぐっ!と押し込むと、左右の爪がカチっ!といって
固定してくれるから、ちゃんと刺さっているか確認できますね。

で、続きですけど、
 ⑤その状態でコンセントを繋いで、電源を入れてみる。
  ちゃんと起動するか確認する。
 ⑥ここで起動しなかったら、電源を落としてコンセントを抜いて、ちゃんとメモリが挿さっているかを確認する。

ごく稀に、メモリの初期不良というものがあります。
ちゃんと挿しているのに動かない、認識しない、動作が不安定なんて場合は、1枚ずつ挿してみて動かないものがあれば、不良品の可能性があります。
買った物、レシートを持参して買ったお店に行きましょう。

メモリを買うとき、パソコンショップなどで買うと、相性保証や初期不良の交換などといったサービスも行っていますので、買うときに申し込んでおきましょうね。

まぁ、初めての増設でやり方が心配であれば、パソコンの型番、「メモリ増設」、「方法」とキーワード検索をすれば、図解で載っているサイトも数多くあるので、参考にしてみてください。

これでメモリ交換に関しては以上なんですが、近日中にKAVEのパソコン内部を撮影して、図解で解説してみますー。