初期詩編 砂浜砂浜 夢のなかで 砂浜は 遠く遙かに 緩やかな弧が 鈍く光を帯びている 軽やかな風に 鉛の海が うねり 腕を伸べては 頂に白い 泡冠を戴く 遠く空は 海と 交わり 混沌が 産まれ 空と海は 識別がつかなくなる