初期詩編 歩み 二歩み 二 生活の 喜びを捨て 生命の 苦悩を断ち 理念の 絶望を拭い 構築の熱情を 捨て 眼前に拡がる 砂漠を写し 燃える陽光と 風に舞う砂塵 始まりも 終わりもない 不毛の大地 無意味な大気に 包まれて 思考することを止めた 俺は 無慈悲な太陽に曳かれ 今は一つのものと成ってしまった 時のなかを 歩み続ける