忘却曲線 -111ページ目

太陽バンド「8」


太陽バンド「8」

旧友がアルバムを出すみたい。
7月には四日市でライブがあるみたいなので
あいたいなぁ、ききたいなぁ。

もうず~っと会っていない。
覚えていてくれるかな?
うん、きっと覚えていてくれる。
だけど、過去ことを知っている人に会うのは
なかなか気恥ずかしいもんだね。




原点に返る

前職を退職し、1年少々。
今も仕事内容は大きく変わりがない。

研修では今までと変わることないモチベーション
で講義を行っているつもりである。
しかしながら、どうも手応えを感じることができない
日もあるのである。
そんな日が増えてしまったと感じる。

これは何なんだろう。
考え込む日もあった。
でも原因はよくわからなかった。

しかし、ここへ来て大きく変わったことがあること
に気付いた。
職業訓練や新入社員研修をはじめとする
「長いお付き合い」
を受講者とすることがなくなった。

契約として長い期間で引き受ける仕事はあっても
その中の一部を自身が担当。
あとはチーム講師へと引き継ぐ。
他の顧客との定期契約等もあり、なかなか全期間を
投入するスケジュール調整がつかない。

今、フリーになって初めて10日間のコースというの
を担当している。
1つの技術に特化して、10日間のお付き合いとなる。
2日間、3日間のコースと比べて、多少の遅れは調整で
きるためなんとなく気持ちに余裕がある。
そこで気付いた。
「あ、これだったんだ」

なんてことは無い。
しゃべる内容は同じ。気持ちも同じ。
ただ、「後ろから眺める」ということだった。
前で話しているだけではダメ。
もっともっと後ろから見ようよ。

確かに特に職業訓練では後ろからばかり見ていた。
後ろから見て初めて気付きが得られることもある。
手の速度、悩んでいる場所。
ポイントの置き方。
それぞれのかたの思いを感じ取ることができる。
癖のように短期間研修の際も必ず後ろから眺める時間
を多くとっていたはず。

何で気付かなかったのかな。
後ろから眺める。
それで目線が重なることも多い。
前からでは伝わらないこともある。

忘れないでおこう。
同じ目線であることが私の原点なのだから。


マイナス指向

連休前から連休後にかけて
多くの人に会う機会があった。

気心知れた友達。
ちょっと気を遣ってしまうコミュニティ。
仕事仲間。

人に会うたび、気付きがある。
先日の飲み仲間との飲み会。
気付き。
私はどうやらマイナス指向らしい。

それは
研修のアンケートに関する話からだった。

例えば、講師に関するアンケートが
「8割がたは…まあまあ以上の満足度」
「2割は少々不満気味」

さてあなたならどう思い、どう行動する?
ってな話。

私は専ら「2割」が気になってしまう。
次はこの「2割」をどうにかしたいと思ってしまう。

でもそれではいけないらしい。
それは「マイナス指向」ということになるらしい。

友人曰く…

「その考え方は、例えばWeb制作で言うならば
2割の人しか使っていないOSやブラウザで
綺麗に見せることに時間を割くことと同じ。
それならば8割の人の環境でより快適に
見せられるように努力する時間を取るほう
がいい。2割のほうに時間をさくのは非常
にもったいない。」

というのが「プラス思考派」の考えだそうだ。

うむ、確かにそうかもしれないな。
ってそのときはお酒も入っていたせいもあるだろう、
納得したのだった。

翌朝、改めて考えてみるとやっぱり2割を考えちゃう
私に戻っていた。
もちろん8割のかたにさらに満足ってのも考える。
しかしもちろん限られた時間。
8割に割く時間は削られることになる。

まぁ、何事もバランスが大切なんだろうな。
「過ぎたるは及ばざるが如し」

う~ん、確かに私はマイナス面に関して大きく
心も態度も反応しすぎるかもしれないな。
こと、自分のことに関しては。
これは友人の言うとおり「損」な感覚なのだろう。
たぶんマイナス指向なんだろうな。
ちょっとバランス感覚を大切にしてみようと思う。

忙殺され気味になってくると
ついつい失いがちになるバランス。
気をつけよう。
忘れないために、久々に書き留めておいた。