参院選も与党の圧勝で終わってしまいましたね。
間違っても“左”思想の持主ではないので、“穏当”とも言えるのですが、リタイヤ後の国政選挙に臨む姿勢は、『子や孫の時代へ』と考えています。
そうなると、既得権益に雁字搦めで一歩も動かせない現政権には不安が拭えず、最悪は税収減による権益不足分は、値上げ→増税→年金減と次々に搾取されてしまいそうな懸念があります。
(石油・ガスの利権者との折り合いがついたのか、原発再稼働は年内GOになりましたね👏)
近年に議席を伸ばした保守系野党も、馬脚を露して来たので、真に上級ではなく一般国民の代弁者としてダイレクトに繋がれる議員・政党の出現と躍進が待たれます。
今回は、そんな政治の原点回帰を標榜する新党が幾つか現れ、その主張を聴く限りでは頷ける部分が多く、ゲームチェンジャーとして内心期待していました。
しかし、投票結果で見る限り、彼らの主張に共鳴して投票した人はごく少数に留まり、大きな波にはなりませんでしたね。
結局は、まだ大多数の有権者が政治を自分の事として捉えておらず、所属する組織・団体の利権に左右されてしまう事が多くて、主張や政策で共鳴し応援する個人の候補を持っていない事が判ります。
為政者や官僚が一番恐れるのは、背後に真に政策で繋がった圧倒的な数の支援者(有権者)を持つ議員で、それが議会での発言力の源泉です。
若者達は現状に諦めず、自分達が支持する議員を作り、強力に支援して新たな波を作って欲しいと思います。
自身の明日より子孫の未来の方が心配なジジイも、微力ながら応援します。
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さて、表題と違う内容になってるので、そろそろ本題に移りますね(^^;
久々に家庭菜園の様子です。
今年も異常気象の夏、菜園の作物は苦戦の連続です。
6月の高温と7月の戻り梅雨のせいか、予期せぬ病害と害虫の発生に、対応に追われた日々でした。
夏の菜園は雑草だけでもハードなのに、今年は余分な仕事が多い(^^;
まず斑紋モザイク病に罹ったサツマイモ 少量のスミチオンと株の生命力で持ち直しました
次にうどんこ病と大量のウリハムシに食害されたキュウリその①
急遽離れた場所に増殖したキュウリその② 秘薬散布で順調に育っています
秘薬とは、酢、トウガラシ、ニンニクで作った嫌がらせ的な手作り防虫液で、けっこう効いてます
テントウダマシにやられたナスは、早くも“秋ナス”体制に… 半分は秘薬散布で助かっています
毎年何らかの理由で上手く行かないトマト 今年は蛾の幼虫の食害で二段目以降は実が残っていません(^^; これも秘薬散布で止まったので、株間に脇芽を挿し木して、秋の収穫に備えています
トウモロコシの蛾対策は草丈までシートで覆うのと、雄花の早めの切除でほぼ無害(^^)
これに気を良くしてか、キャベツもダイコンも、何でも覆い隠している今日この頃(^^;
そんな中で思わぬ偶然に喜んだのがスイカです。
今年はピノガールとサマーオレンジの小玉種5株を1ヶ月の時間差で植えました。
各株の子蔓は5本仕立てにし、2番花、3番花に受粉させて、結実した10個から3個を選んで育てる計画で始めたのですが、素人がそんなにうまく行く筈もなく、先に植えたピノガールは開花日が悉く豪雨に見舞われて、ちゃんと結実したのは株あたり1個だけの惨状となりました。
スイカの大敵はカラスなので、ネズミ一匹入れぬ完全仕様なのですが…
幸運にも生き残った1個が収穫適期を迎えました 受粉後31日、巻きひげもシッカリ枯れています
ピノガールは近年の品種で、たぶん造語でしょうが(直訳すると松姫か?)、株の愛情と栄養を一身に受けた姫はスクスクと成長し、ついに収穫時期となりました。
採ってみてビックリなのがその大きさで、これ本当に小玉なの?
ピノガールの重さは1.5~2㎏らしいのですが、測ってみると倍以上!? これは…
中玉苗が混入していた疑惑が浮かびますね
恐る恐る切って見ると… このタネの小ささは、確かにピノガールでした(^^;
もちろん大きければ美味しいという訳ではありませんが、こんなに大きなピノガールが採れた…という偶然の産物に驚きです(^^;
小玉は8月には孫蔓に実る“ウラ成り”も収穫できるので、素人の趣味ならこんな栽培もアリかも知れませんね。