昨日の続きです

 

 木材は防腐塗料を塗って切り揃え、少しずつ組み立てて行きます。

これもまた、いつか造る予定だった下屋の資材で、stay home効果での前倒しの実現ですね。

 

ここからは左官より少し手慣れた大工さんに変身!

と言っても、柱に9㎝角の檜を使う以外は2×4材で造りますから、複雑な加工はありません。

ただ、注文したグレーチング(溝蓋)がなかなか届かず、足場の悪い工事でした。

 

 

 

 屋根を葺いて完成した下屋は、変わりやすい山の天候を気にせず多目的に使えるスペースですが、洗濯物干し場が一番の用途かな?

 

 

 

 奥さんのリクエストで、濡れ縁の庇も大きくしたので、気が付けば暦は4月から5月に替わっていました。

 

 完成後は、下屋の隅にポツンと残った古井戸が目につきます。

最後の仕上げは、これを何とかせんばいかんとばい!

 

 

 古井戸は直径90㎝の掘り抜きですが、深さは2mしかなく、灌漑用にしか使えないので、夏場の渇水期には電動ポンプで汲み上げて、畑に散水していました。

 普段200㎏ほどのコンクリ蓋が被せてあり、“貞子”が出て来れない様にしてあります。

 

 

 苦労して蓋を外して、柱の端材で木枠を造り塗装した羽目板を貼ると、江戸の長屋風の井戸カバーが出来ました。

 

 

蓋は2×8材を載せてあるだけだから、簡単に開けられます。

これなら貞子も喜びますね(^^;

 

…しかし、シンプル過ぎて存在感がなく、すぐに物置き場になりそうなので…

 

昔懐かしのガチャポン。彦根の『ぽんぷ屋』さんから調達しました。

 

 

 パイプを組み立てて、ポンプを吊り上げた状態で接続すると、台木を蓋板に固定して完成です。

 

 

レトロな外観に、もう満足ですが、いちおう試運転をば。

 

 

パイプとポンプに一杯になるまで呼び水を入れ、ハンドルを動かすと…

 

 

お~ぉ、出てくる出て来る! 吐出し量はひと押し500㏄くらいの感じです。

ほとんど飾りのつもりで買いましたが、これは実用にもイケそうです(^^♪?

 

(了)

 

 

 

 

この花は何でしょう?

 

 毎年この時期に鮮やかな大輪の花を咲かせてくれるこの花。

3年前の頂き物で、とても気に入ってるので、もっと大きく育てて増やしたいのですが、綺麗なだけにとても気難しくて繊細で、挿し木も上手く行きません。

名前が判れば育て方も学べると思うのですが…。

 

図鑑にも載ってないこの花の名前をご存知の方、どうか教えてくださいませm(__)m