晴天の暖かい日が続いています。
この時季は晴れると畑に居る“晴耕族”なので、ブログの更新も滞りがちになりますが、散り始めた桜を見て『今年の春を記憶せなあかんがね!』と、一日畑を休んで少し遅い花見に出かけました。
桜の名所でも遅咲きの穴場は…と思い付いたのが、滋賀県甲賀市の鮎河千本桜。
今年の正月明けに黒川氏城を訪ねた際に、チェックしてあった場所です。
野洲川支流の“うぐい川”沿いに桜並木が造られ、公園整備されています。
満開には2~3日早い咲き加減でしたが、清流のせせらぎ+桜のコラボは見事なものです。
👆1月7日撮影 👇4月7日撮影
本来なら花見客で盛況な筈ですが、今年ばかりは客もチラホラで閑散としています。
皆さん“不要不急の外出”を控えてるからでしょうが、お陰で濃厚接触もなく、桜を堪能できました。
関東から戻って来て2年、改めて思うに、寒く厳しい冬を耐えた東国の人達に比べ西国では“桜への想い”が若干薄く感じられるのは否めませんね。
では、西国人の春の楽しみ方は?…というと、梅、桜、チューリップ、ツツジ、石楠花、牡丹、菖蒲、アジサイ…それぞれに名所が有って、順次訪ねては次々に咲く花々を上手く楽しんでいると思います。
そんな訳で、午後は次の花“チューリップ”を楽しむ為に、鈴鹿の山を越えて岐阜県海津市の木曾三川公園へ。
東海地方では名所になっているこの公園、様々な色と種類のチューリップが植えられていて、花の絨毯を織成しています。
30年前の昔、毎年の様に子供を連れて来た場所ですが、その頃に比べて違うのは“絨毯”の柄がより複雑に繊細になった事ですね。
チューリップだけでなく、別種の花を組み込んで“織る錦”もまた見事なものです。
特に記憶に残ったのは、ネモフィラをベースに少し背の高いリナリアを組み合わせた花園で、
これは狭い我が家の花壇でも拡がりが醸せて、イケそうです。
来年はやってみようかな…覚えてたら(^^;
この公園は有名で、チューリップも盛りだから、人出も多いのを予想してマスク持参で来ましたが、客は普段の一割くらいの感じで、ここも閑散としていました。
コロナが終息に向かう気配を見せない中、この地方の皆さんも危機感を持って外出を控えてる事が判りますね。 ほんと、お疲れ様です。
不特定の人との接触が殆ど無い田舎暮らしでは、さほど差し迫った問題には至りませんが、毎年花粉症が厳しい奥さんは、相変わらずマスクを入手できないので、有り合わせの材料で手造りマスクの製作に励んでいます。
こちらも、お疲れ様(^^;