鹿伏兎城の続き…。
 
 
 加太駅は今は無人駅で、休日は特に利用者も居ないのですが、駐車場は有って、無料なのでここに停めさせて貰います。
加太駅のすぐ裏の山が牛谷山で、その山頂の尾根に築城されたのが鹿伏兎城なので、駅界隈は根小屋だった様ですね

 

 駅の西隣りにある“神福寺”は鹿伏兎氏の居館跡だったらしく、今もその菩提寺となっている様で、それらしい雰囲気を醸した立派な寺院です。
門前に亀山市と合併する前の関町の案内看板があります。
大まかな地図と登城ルートが印されていますが、まず西に寺の敷地を外れ
から適当に登って行け的な案内です。
 
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門前にある案内看板  登城ルートはこうは行きません 西側の谷を強行登胖します
 
  寺の墓地からの“大手道”が既に消失してる事は先達の記事で知っていたので、西の谷底遡上は既定のルートですけどね。
 
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この竹藪から入って行きます  もう少し遅い時期だとタケノコ泥棒と間違われるなw
 
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地形を頼りに道なき道を登って行きます。 この時期、下草がなくて、比較的登りやすい
 
 
 杉の生い茂った谷間を登って行きます。
この時期は下草もなく比較的楽な行程ですが、道が無いので僅かな地形の変化が頼りですね。
 

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途中にある石積み遺構 水場か?
 
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地面に残るシカの足跡 新しいね!
 
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谷底を見下ろす小さな平場 郭跡か?
 
  何度か迷いながらも尾根筋に到着。
尾根を頂上まで登れば自然に城址に辿り着ける筈です
 

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登り詰めた尾根筋はもう防塁の風情
 
 ほんの5分ほど歩いたら、最高地点と思われる場所に到着しました。
10坪ほどの狭い郭跡ですが、人間の手による削平の跡が判るので、ここが本丸なのかなぁと、達成感半分と期待外れ感半分
 
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山頂は削平された小さな平場  喜多さん(息子)はやや期待外れw
 
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北側を見下ろして現れたのは…