岡の城は誰が造ったのか? 東京都 赤塚城 登城日2014.02.23
次にやって来たのは“赤塚城”。 今年2月の記録ですが、関連で登場です。

赤塚城は大石氏とは敵対する豊島氏の支城です
赤塚城址へは東武東上線の“成増駅”からアプローチします。
駅を北口に降りて、北東の高台方向にひたすら歩きます。 30分も歩くと、道は荒川に向けて下りになりますが、半島状に出っ張った高台に城址公園があります。
…というか、東京大仏の乗蓮寺の裏山といった方が分かり易いかも。

三ノ丸跡といわれる乗蓮寺境内
江戸時代にこの地に来ましたが、大仏さんが居て賑わっていました この裏が城址です
大手らしき遺構が西側にあり、本丸と出丸?の間を緩やかに登って行き、二ノ丸に出ます
規模的にかなり大きな城址ですね。

大手口 こちらの段差は大きくない

堀底道の登城路は広い!

本丸跡
50m四方くらいの広さがある 空堀を隔てた二ノ丸(現梅園)も同等に広い
郭の周囲を土塁で巻かない形式がこの時代の城としては珍しく感じます。
豊島氏が退去した後には武蔵千葉氏が入り、江戸時代にも将軍の鷹狩りの休息所が置かれた様で、後世に改変されたのかも知れません。

崖端城らしく、北側は段差が大きい

北の麓に隣接してある歴史博物館
遺構がよく残っていて、東京23区では一番戦国の城を感じる城址です。