カセットテープのデジタル化その5;我が結婚披露宴の録音蘇る?
当時は、まだまだ、ビデオ録画の時代ではなく、写真撮影か、せいぜい録音の時代だった。
録音を誰に頼んだかすら忘れてしまったのだが、録音されたカセットテープは何十年と
しっかりタンスの引き出しに保管されてきた。
しかし、自分だけで再生することすら気恥ずかしくて、とても聴けないのである。
テープを受け取った日に、確かに録音されているか試し聴きしたのみで、その後ただの1回も
聴いていない。
今回、いよいよ、デジタル化するために、そのカセットテープを久しぶりに手にして、
MDにダビングした。その際に、所々聴きはしたが、通しでは今でもとても聴けない。
余興として、大学の友人でグリークラブの部員で指揮兼歌唱をやっている方に、
歌をお願いしたところ、「愛の讃歌」を伴奏なしのアカペラで歌ってくれた。
その歌声がしっかりと再生、再現されたのである。
今回、カセットテープからMP3ファイルに変換したので、これをCDに焼いたり、複数のHDやメモリデバイスに保存したり、子供に渡したりして、次世代(できたら何時迄も)まで保存される様に
できたかなあと思っている。
しかし、問題は、技術ではなく、家族、子孫が連綿と続くことは困難で、意外と将来すぐに消滅してしまうのだろうか。いやいや、意外ではなく、予想通りに消失なのかもしれない。
むしろ、ネットにアップした方が長持ちしそうである。