カセットテープのデジタル化 その3;使用機材、媒体の状態 | pascal990のブログ

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カセットテープのデジタル化 その3;使用機材、媒体の状態

 

実際やってみての問題、課題は以下の通り。

 

・カセットテープの状態。

 再生中に、カセットの走行中のきしみ音(キーキー といった音)が出て、

 MDにダビングされた音を再生するとひどいノイズが乗って、音自体が歪んで、

 とても正常ダビングとは言えない品位であった。

 皮肉にも、SCOTCH製で当時の最高レベルのテープだった。1979年の録音で、その後

 再生したことも無く保存してので、仕方がない。

 それでも、同時期の録音でOKのものが多い。(なつかしい、TDKやMAXELLなど)

 

・カセットドライブの状態

 テープの種類に合わせた設定は元々できない。昔はノーマルテープに対し、高品位録音可能な

 テープが販売されていて、それなりの切り替えスイッチが有った。

 当方は、ほとんど安価なノーマルテープを愛用していたので、大きな問題ではないのだが。

 

 90分テープや120テープもあるのだが、昔からジャムり易かったので不安。

 まずは、60分テープ優先で作業を進めている。

 

・ミニコンポ側MDドライブ

 有り難いことに、問題、課題は無く、正常動作してくれた。

 

・MD媒体

 現在は、数年前から製造中止とされていて、市場在庫のみのはずである。

 当方の場合は、そのニュースを聞いた時点で、amazonで有名メーカー品を

 100均で韓国製を購入して、充分であろう枚数を確保済み。

 現在、改めてamazonで価格を確認すると、5倍程度の価格になっているが、

 まだ、入手可能の様だ。100均では、既に見かけなくなっている。むしろ、カセットテープ

 の方が生命力があるらしく、商品棚に陳列されている。

 

・ポータブルMDプレーヤー

 実は、MDが流行った時代にはMDは使っていなかった。

 廃れてから

 1台目は、子供からのお下がり。実は、ミニポンポ自体も子供からのお下がり。

 2、3台目は、ヤフオクで入手。

 

 すなわち、MD環境は極めて消極的な入手動機なのである。

 たまたま、子供からもらったので、外出やウォーキングの際に音楽を聴くデバイス

 として一時期使っていたのである。

 その後、メモリ型のMP3プレーヤが易く入手できたので、MDは仕舞ったままであった。

 

 意外なことに、カセットテープのデジタル化で大活躍してくれるとは思っていなかった。

 

 不安定要素は、ガム型電池の劣化やスイッチ類の接点不良が進んでいることである。

 ヤフオクで都合2台購入したのは、その対応のためで、何れも電池付きの品物を

 落札したのであった。

 

 書くのが遅くなったのだが、本件の原則として、手持ちの機材で全てまかなうという

 ことがあって、使用する各機材、媒体には、老骨にムチを入れてもらってがんばって

 もらうのだという思いである。

 

・MDプレーヤー 〜 Win7PC 接続用ミニプラグケービル

 100均で入手したものを使用してOK。

 ほんとうは、コンポーネントステレオ系では標準のピンプラグなどを使って、

 ステレオとPCを接続すれば接続についてはなんでもOKとなるのだが、

 それ用のケーブルを所有していないのと、室内のレイアウト上、距離が数メートルあって、

 それなりの長さのケーブルが必要となる。

 ケーブルは、100均で入手可能でないものは意外と高価で費用がかかってしまうのでNG。

 

・Win7PC側にキャプチャーする際の再生レベル、録音レベル

 MDプレーヤー;最高のレベルに設定して、再生。

 Audacity側;最高の録音レベルにして、録音。

 

 当方の環境、機材では、上記の様にして、なんとかMP3ファイルとしてデジタルファイル化

 できたが、この点については、それぞれの状況にあわせて試してみて最適な設定を

 手探りして見つける必要があるであろう。