成功したシステム開発の理由 その5;最新技術は採用しない
技術一般に言えると思いますが、いわゆる型落ち技術を主に採用することで、
動作、性能が安定していて、確実な試合運びが可能となります。
もちろん、全てが型落ちではお客様を満足させられない場合は、範囲限定で最新技術を採用する
ことでビジネスとして成立させることも有りでしょう。
ところが、一流大学の修士課程や博士課程を出ていたり、社内でエリートされている方がリーダ
をやると、とかくイキがってしまい、無理を承知でまだ未完成、実績無しの基本ソフトや
ミドルソフトを採用して、悲惨なプロジェクトにしてしまいがちです。
中途半端に優秀で経験不足なのが一番怖いのです。
対応策としては、
プロジェクトの基本方針が決まる前に、仕事はリーダやエリートだけでやるものではない。
むしろ、その逆なのだということをしっかり意識させることです。
賢明なリーダであれば、論理立てて説明、主張し、過去の成功事例、失敗事例を示せば納得する
ハズです。