成功したシステム開発の理由 その4;部品化、再利用 | pascal990のブログ

pascal990のブログ

ブログの説明を入力します。

成功したシステム開発の理由 その4;部品化、再利用


乗るなら飲むな! 飲むなら乗るな! というのは、飲酒運転防止のスローガンですが、

開発するなら組むな! 組むなら部品化&再利用せよ! をシステム開発のスローガンとしましょう。

組む量や困難な内容を既存の物で代替できれば、成功率を高めることができます。


既に存在し正常動作がほぼ確認されている、あるいは実績情報が報告されている部品や再利用可能なモジュールが有れば積極的に活用し、新規に作り込む部分を少なくすれば作業量が減り、すなわちリスクを低減し生産性、品質を向上できるでしょう。

ただし、条件が有ります。
第三者、ありは過去のプロジェクトで作成された部品、再利用モジュールを100%鵜呑み、信用してはなりません。

・権利面でOKであることを確認する、あるいは許諾契約するといったことが必要です。

・自分たちの条件を満足し、しっかり動作するか否かについては、自己責任で検証する作業がオール自作しない代りに必要となります。

・不具合などが確認された場合、ソースコードを読み取り、改修する覚悟が必要です。
 覚悟というのは気構えレベルの話ではなく、WBSとして具体的にある程度見込んでおき、開発工程にそのための期間、工数、作業間の同期などを組み込んでおくこと。

・非機能系の要件を満足できるか吟味、確認が必要です。
 柔軟性、拡張性、性能、対障害性などです。