成功したシステム開発の理由 その3;進捗管理 | pascal990のブログ

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成功したシステム開発の理由 その3

進捗管理は重要です。
進捗管理するとは、予定をあらかじめ明確にし実績を確認し、遅れが発生したり、
問題が顕在化した場合、速やかに対策を実施することです。

予定も実績も現物で定量的に把握、報告、集計、管理します。

明日までにはできます。
週明けまでに完了します。
90%はもうできています。
今やっているところです。
など
といった、根拠が不明確な安易な見込みやパーセンテージを信じてはなりません。

設計工程であれば、ドキュメント作成ページ数
コーディング工程でれば、ソースコード行数
試験工程であれば、試験項目数
といった成果が現物です。

よく、設計は執筆したページ数なんかで進捗管理できません。設計内容を検討する時間はドキュメント枚数に比例しないから。といった事を言う人がいますが、そんなことは無いのです。検討時間を含めて、ドキュメント作成予定ページ数を設定するのですから。

現物と定量値で、進捗を把握できる様にもっていくのです。

ソフト屋の習性は勤務時間中結構遊んでいるのです、仕事しているフリをしています。ですから、現物で定量的に報告することを嫌がります。
しかし、遊び時間が許される仕事なんて、他で有るでしょうか?

進捗管理をしっかりやれば、納期が守れない事態になることの多くが回避できるでしょう。
ただし、あくまで、「多く」であって「全て」ではありません。

「全て」ではないことについては、別途書くことにします。