嬉しいサプライズのお陰で、部屋からお風呂へは、徒歩10秒の近さ。
まずは正規に、混浴露天風呂の入り口へ。
出入り口は男女別ですが、それぞれの脱衣所を過ぎれば、湯船は一緒です。
3年前とは違い、綺麗な白濁だ。
見えづらいですが、画像の中央には、松川地熱発電所から立ち昇る蒸気が
見えています。
ではでは、灰白濁の濁り湯に、チャプンと~♬
おお。いつもは41,2度の混浴露天のこの日の湯温は43度近くもあり
かなり熱い・・・
ぬるい場所を探しまわっても、どこも熱かった。
でも、クリーミーな濁り湯って、熱くても最高です。
濁り度は、10cmほど。
はぁ、気持ちがいいなぁ
と、誰もいなかった混浴露天風呂を、独り占めで堪能。
その次は、男女別の内湯へ向かった。
脱衣所を見ると、2人先客さんが居るようですが、日帰りのお客さんかも。
でもタイミングよく、内湯もしばし独占で浸かれた。
内風呂も素敵な湯色ですね♡
では再び・・・チャプンとです
硫化水素臭がこもるこちらも、いつも通り、きっちり43度強の熱さ。
じわじわと身を沈める・・・
硫黄泉としては見た目より成分が薄いので、味は、ほのかな温泉卵味が
する程度の希薄さ。先月に浸かった水沢温泉と同様の、硫黄が焦げたような
香りがします。
水しか出ないカランの蛇口の水と、硫黄分を少しろ過した湯溜めの湯を混合し
自主的に適温に調整してから洗髪と体を洗う。
3つある源泉の成分分析表
加水はしていますが、正真正銘のかけ流しの湯だ。
成分総計は概ね、200~400mg/kgの単純硫黄泉(硫化水素型)
湯上り後に行ったロビーには、こんな表示があった。
「混浴宣言」
東北の貴重な混浴文化を守ろうと県が薦めている施策。
TVの報道で知っていましたが、具体的に、何をしたのかを女将さんに
聞いてみたら
「女性用の脱衣所から目隠しの塀を延ばして、入りやすいように設置しました」
なるほど、酸ヶ湯温泉方式ですね。
「でも、今は取り外し、女性のお客さんには湯あみ着を薦めています」
あらら、結局、そうなりましたか(^^;
男性側の混浴マナーの悪化もあるし、峡雲荘の女性風呂には専用の露天もあるので
無理して混浴に浸かる必要もないのかも知れません。
ちょっと寂しいですが。。。
夕食編へ、つづく・・・