花巻温泉は、ちょっとややこしい。
私が昔からひいきにしている、志戸平、渡り、大沢、鉛温泉と続くラインの
南花巻温泉峡と、その北にあり、花巻温泉、台温泉などを総称したのが花巻温泉郷と
2つあります。
今回の佳松園は、大きな温泉ホテルが3つも並ぶ花巻温泉「郷」の、さらに
奥まった森の中に佇み、昔から有名なセレブ的なお宿。
高級な宿とは、どんなおもてなしをしてくれるのかを探るのが、目的の一つでした。
2月下旬、小雪が舞うなかの花巻温泉に到着。
ホテルの反対側のすぐ前には、温泉神社が
ホテル群から数百メートルさらに奥に進み、佳松園に到着。
数寄屋造りの重厚感のある建物。
びびりながらも・・・おくせず?・・・エントランスへ。
正面には豪華な生花が飾られ、宿泊客を迎えてくれています。
フロントは、この左へ。
広い庭園を備えたロビーの奥には、
雛飾りが。
花巻地方に昔から伝わる「土人形」のお雛様だ。
なんか、ほっこりする。
フロントで受付を済ませ、着物姿の若いきれいな仲居さんに案内され、
部屋へ向かう。
通路にあったのは、選べる浴衣。なんと、男性用もあったよ!❤
上段の身長165cm以上の浴衣は、柄から見ても男性用と分かる。
普通は女子限定の宿が大半なので、これはうれしいおもてなしだと感じた。
そして、その中の1枚をチョイス(*^^)v
浴衣の他にも、作務衣も選べるようです。
傾斜地に建つ佳松園なので、フロントは4Fにあり、お風呂は2Fとか。
エレベーターで行き来しましたが、時々、感覚が狂った😅
一人旅用に4室ある貴重なシングルルームは、3Fにあった。
案内してくれた綺麗なおねえさん曰く、「とても人気がありますよ」と。
「あ~、そうなんですか」
本当は和室に泊まりたいけれど、1人では4,5万円以上にもなるので
2万ちょっとのシングルルームで我慢したとは、とても言えない😂
案内されたのはエレベーターに一番近い部屋で、大いに助かった。
カードキーで「ピッ!」と開錠し、中へ。
バストイレ付きの部屋の広さは、シティホテル並みか。
セミダブルのベッドは大きく、wベッドに近いかも。
窓からの眺めです。
冷蔵庫には
無料の各種の飲料と
コーヒーと紅茶が淹れられるサーバーもありました。美味しかった!
そして、特筆ものの備品としては
カラフルで少し高級そうな布地のきんちゃく袋と、井草で編んだ?らしき
館内履きも!!
右のこげ茶の袋?は、何に使うのか不明だった。
因みに、どれもが持ち帰りも出来たらしいけれど、履物は使いにくそうなので
きんちゃく袋だけを使用した。
いつもの自主的なウェルカムドリンクではなく、本当のそれを味わい
まずは一服です
次回は、お風呂編を。