♪ぜんまいな毎日 -70ページ目

【172】今日の天蓋男

今日は、だんご屋いっぷくの入り口にて






『ぜんまいざむらい、今日も善を施したり。』





『ゼンマイザムライ、キョウモゼンヲホドコシタリ。』




『ホドコシタリ、ホドコシタリーー♪』




腹話術…そ、それだけ?Σ(゚Д゚;)

【172】九官鳥のまねざえもん

『にょほほほ~♪』
「ニョホホホー」



セレブでリッチなイケメン!?なめざえもんが連れて来た
相棒の【まねざえもん】は
なんでもマネして言う、賢い九官鳥。


「ズキンチャン、カワイイ!
ズキンチャン、ラブリー&キュート!」



ずきんちゃんの前で

なめざえもんの独り言まで喋りだして
照れるなめざえもんだが、

ずきんちゃんも
九官鳥に言われているので悪い気はしないみたいで


ぜんまいざむらいは



『…なんか、腹立つなぁ~』

と面白くない(笑)



家へ帰ったなめざえもん



『ずきんちゃんってば、
すっごく嬉しそうだったでやんす♪
よーーし!
このまま、一気に愛の告白でやんす♪』


九官鳥のまねざえもんに

もっと色んな言葉を覚えさせるようと特訓を始める。



『好き好き大好き、ずきんちゃん
アイラブユー、マイエンジェル♪』

『ほいっ!』

それを聞いた、まねざえもん

「スキスキダイスキ、ズキンチャン
アイラブユー、マイエンジェル、ホイッ!」




『ホイッは要らないでやんす!』
「ホイッワ、イラナイデヤンス!」

『あーん…もう次!』
「アーン、モウツギ!」


『愛し恋しのずきんちゃん
あちきのお嫁さんになってくれたら
一生、幸せにするでやんす~♪』

猛特訓は続くが…


そんなコトは知らないずきんちゃんは



自宅に居ながら、何故か寒気を感じてしまう(笑)



更に、なめざえもん

『あっ!いいコト思いついたでやんす♪』

ぜんまいざむらいの悪口まで
九官鳥のまねざえもんに言わせようと特訓を開始!




『ぜんまいざむらい、意気地無し
オバケが恐くて
夜、一人でトイレに行けない弱虫ざむらい
本当は全然強くない、泣き虫ざむら~い』

『ホイッ!……あっ!?』

だが
深夜の特訓で眠くなった九官鳥のまねざえもんは





「イトシノ、ゼンマイザムライ~
ヒトリデ
トイレニイケナイ、オヨメサン~
スキスキ、ホイーッ!」

今まで覚えた言葉が
ごちゃごちゃに出てきてしまう。




『もぉ~、最初からやり直しでやんす…』



翌朝、



なめざえもんが目覚めるとまねざえもんがいない!


『あちきの相棒、まねざえも~ん!』



心配になり、必死で捜す
なめざえもんがまねざえもんを見つけたのは

だんご屋いっぷくの店先



「エーー、キョウモ アサカラ
アチキワ イケメンデ ホレボレデヤンスネー
コノマゲデ カラクリオオエドノ ゴフジンガタノ
ハートヲガッチリ ワシヅカミデヤーンス♪」


みんなの前で覚えた言葉を次々に喋り、



大爆笑を(笑)


『にょほほほ…恥ずかしいでやんす、
ヤメるやんす~』



恥ずかしくなったなめざえもんがヤメさせようと

九官鳥のまねざえもんに近づくと…


今度は、



「ゼンマイザムライヲ
ケチョンケチョンニ ケナシテ、

ヒョウバンヲ
ガタガタニ オトシテヤルデヤ~ンスー!

ゼンマイザムライノ イクジナシーー!」


ぜんまいざむらいの悪口を。


それを聞いたぜんまいざむらい!



『九官鳥を使って
人をけなして評判を落とそうとするなんて許さない!』


なめざえもんとまねざえもんに



【必笑だんご剣】を!





『あちきが悪かったでやんす♪』

「アチキモ、ワルカッタデヤンス♪」

と改心すると




ぜんまいざむらいの頭のゼンマイも巻かれるのでした。

【171】今日の天蓋男

見栄城の殿様のおふとんの横から♪



『ぜんまいざむらい!今日も善を、』


『これっ!誰の声じゃー!』
(見栄城お殿様)




『…ありゃ!?』




『…施したり。』
(小声で)