♪ぜんまいな毎日 -50ページ目

【187】ピカピカなめざえもん

『ぅぅ~ん…く、苦しいでやんす』


『何か…胸に乗っているような?』



『ぅへへへへへ♪』

『ぅぎゃーー!鬼でやんすー!』




なんてコトが一週間も続き、

すっかり、ヤツレてしまったなめざえもん

【お払い】も【お守り】も効き目がなく


ぜんまいざむらいに相談していると…



『ズバリ!私が占ってあげましょう』

突然、【占い箱】が現れ



『占いによると…あなたにとり憑いている鬼は
金色が苦手なようざんす!
身の回りの全てを金色にすると良いでしょう♪』
と占いを…

『金色?そうか、わかったでやんす』

占いを聞いたなめざえもん


早速、


金色の着物に着替え、



家の回りも金色に。

ついでに、使用人の黒子たちも


金色に♪




『ぅわぁ~♪なめざえもんの家、スゴイや!』

からくり大江戸の人達はもちろん、
ぜんまいざむらいやわたあめ姫もビックリ

自慢のマゲまで金色にしたなめざえもんは、


『からくり大江戸を全て金色にするでやんす♪
そうすれば、
絶対に鬼は近寄って来られないでやんす!何しろ、お金ならいくらでも…』

からくり大江戸金色化計画を立てるのだが…



『大変です、なめざえもん様!
…お金がなくなってしまいました』

黒子が耳打ちを。

『なにーー!?ど、どうすればいいでやんす…』

遂にお金が尽きてしまい、なめざえもんが困っていると


タイミング良く、やって来たのは

なめざえもんの母親【なめママ】


『ホホホ(笑)なめちゃ~ん♪
このお金、全部あげてもいいわよ』

『…そのかわり!』

『ママが決めたお相手と結婚してもらうざんす♪』

お金の交換条件として、
(またまた)なめざえもんの結婚を迫るなめママ。


『さぁ!どうするざます?
また、鬼が出てもいいざますか!』

なめママが
更に、なめざえもんに詰め寄ると…


『イヤでやんすーー!』

なめざえもん、発狂!(笑)


その拍子で、


なめママが持っていたピンクのバックが落ち

中から、


【占い箱】と【鬼の面】が!?




『どういうコトでやんす?
まさか…
あの鬼も、占い師も、ママだったでやんすか!』


正体がバレてしまった、なめママ


『全ては、なめちゃんの結婚の為ざんす!
さあっ!!
結婚しなさい!なめちゃん!!』

開き直って結婚を強要し始める。


それを見ていたぜんまいざむらい!


『ヤメるんだ!
親のくせに自分の子供を騙すなんて許せない!
(そして)
占いに振り回されて、
大切なお金を無駄に使うのも許せないよ』と
なめ親子に【必笑だんご剣】を!

しかし…

なめざえもんのママには
必笑だんご剣が
効かないコトを思い出したぜんまいざむらい、



わたあめ姫に【七色だんご剣】を要請し、



七色だんごを
なめざえもんとなめママに!






『ぁあ~♪今までのママは何だったんざんしょー♪』


『占いに振り回されるなんて♪バカなアチキやんすね~♪』


見事に2人を改心させ!?




『これにて一件落着♪』

笑顔のぜんまいざむらい達なのでした。

【186】今日の天蓋男

今日は、いっぷく3階(豆丸の部屋)にて
ぜんまいざむらいの
様子を見ていたらしい天蓋男

そこから滑り台で
ぜんまいざむらいがいる2階へ!





『はいっ、そぉ~っと…』




『ぜんまいざむらい
今日は天罰を施されたり。』


『あぁっ…ぁぁ…』(ぜんまいざむらいの声)


『…』



『まぁ…自業自得です(苦笑)』

【186】カゼひきぜんまい

『おばば殿、かたじけないでござる…ハァ…』


『水臭いコトは言いッこなしだよ
風邪をひいた時くらい甘えておくれ』


風邪をひいてしまった豆丸。

看病するだんご屋おばばは、いつになく優しい


でも…


『おばばー!お店の掃除終わったよ』

『ああ、ご苦労さん♪
それじゃあ、今度は皿洗いでもしてもらおうかね』


おかげで、ぜんまいざむらいは
休んでいる豆丸の分も手伝うコトが山ほどあって

朝から働きっぱなしに…



『はぁ~ぁ!豆丸のヤツ、風邪とはいえ…羨ましいなぁ~』



次の日、
おばばの看病のおかげで元気になった豆丸



『昨日、休んだ分
今日はたくさんお手伝いするでござるよ』

ヤル気満々♪なのだが…

『それじゃ早速、店の前を掃除しておくれ♪
あっ!
ぜんちゃんは水汲みね、
それが終わったら
買い物に行ってもらってぇ』

おばばは、病み上がりの豆丸を気遣い
今日も
ぜんまいざむらいに、たくさんの仕事をまわす。


『おいら昨日も一日中、コキ使われたのに…
(あっ、そうだ♪)』


すると、ぜんまいざむらい


『あぁぁ~あ…
なんだか…おいら、急に気分が悪くなって!
ゴッホ!ゴホッ!』

と言って咳込み始める!?

『ありゃ~!こりゃイケないね…
豆ちゃんの風邪が伝染ったのかも知れないよ!』

心配したおばばは、
ぜんまいざむらいを休ませてあげるコトに。



気分悪そうに自分の部屋にもどったぜんまいざむらい…


『えへへ♪上手くいったぞ!
ああ♪極楽、極楽~♪』

実は、まったくの仮病!

布団の上で漫画を読みながら【仮病ライフ】を楽しむ

しかし、
【湯たんぽ】を持って来た豆丸が


『だいぶ、元気になってきたみたいでござる♪』

ぜんまいざむらいの顔色を見て一言…


このままでは
せっかくの仮病ライフが終演になってしまう!



『ァアーッ!
なんだか…頭がガンガン痛い、お腹もキリキリするぞ
背筋もゾクゾクっ!寒気が止まらないー!』

慌てたぜんまいざむらい、あらゆる病状を訴えると

驚いた豆丸は、

『大変でござるー!おばば殿ーー!!』



おばばを連れて来てしまう(汗)

『ぜんちゃん!
あんた、よっぽど悪いみたいだね…
ほれっ!
熱、計ってごらん』

心配したおばばは体温計を差し出す!

仮病の
ぜんまいざむらい、絶体絶命の大ピンチ!


困ったぜんまいざむらい…


布団の中の湯たんぽに体温計をあてる作戦に


『どれどれ…!?』

おばばが体温計を見ると、

『ぬわーー!大変だぁっ!』


なんと!
体温が40度を越えてしまっている!

『い、医者じゃよ!豆ちゃん!
すぐに医者を呼んで来ておくれっ!早くっ!』

驚いたおばばは
豆丸に医者を呼びに行かせてしまう!

その豆丸も


『ぜんまい殿が…ぜんまい殿が死んじゃうでござる~!(泣)』

泣き叫びながら医者を呼びに行った為、

ぜんまいざむらい倒れる!の一報が
からくり大江戸の人達にも知れ渡ってしまい…



『ぜん様!死なないでー!』

『頑張るのだ!ざんねんざむらいー!』

『お前さんを倒すのはアチキでやんす!
くたばったら…承知しないでやんす!』



『からくり大江戸中から見舞いが届いておるぞよ~』

ずきんちゃんや茶じじ、なめざえもんに、
見栄城の殿様まで

みんな、ぜんまいざむらいを心配して
お見舞いに駆けつけてしまう。



『みんな…あの…こ、これは…』

事が大きくなり、
仮病を白状しようとしたぜんまいざむらいの元に



『お医者さんを連れて来たでござるよ!』

医者を連れた豆丸が!


『すぐに治療を始めよう!』

医者が出したのは

どんな病気にも効くと言われる
からくり大江戸秘伝のワクチンが入った…



【特大注射】

『さぁ!お尻を出して!』


『あの…おいらなら、もう治りましたから…』

逃げようとするぜんまいざむらいは
心配するみんなに押さえ込まれ…






『ぃ、イヤだー!嘘だよ…嘘なんだよーー!』

と正直に言うものの…


『ァアーーーー!!』




いっぷくから
ぜんまいざむらいの叫び声が響き渡るのでした。