「魔女王討伐に協力して欲しいと」


「そういう事、お姉さんは私より強いから助かるの、お願いお姉さん」


「さあどうしようかな、愛しの妹の願いだしな………」


小雪はその場から離れ窓際にゆき考え始めた


それを見てアリルが


「お姉さんは強いのか」


「えっとね………強いよ、何故かというと剣術はお姉さんから習ったからよ」


「要するに夢枕の師匠になるんだな」


「…………そうかな……そうだよね………私はお姉さんの弟子かな」


そこに小雪が近づいてきた


「そうね………全力で断るわ」


「えっ?何で?」


「第一に魔女王と殺りあうのは………面倒臭い、第二に七人組を相手にするのが面倒臭い、第三に雪と氷の大陸に行くのが面倒臭い、以上の理由だ」


要するに動くのが面倒臭いと言う事らしい


「お姉さん………そこをなんとか……」


「ハァ………面倒臭い妹を持つと大変だわ、どういう訳か知らないが目は見えているようだし………なんとかしなさい、この話はこれで終わり、他に無いかしら」


「じゃ私専用の武器があるでしょう」


「あるね、夢ちゃん専用の武器、それが欲しいんだ」


「そうよ、早く渡してください」


「例えそれを使っても魔女王には勝てないよ、夢ちゃんの実力が足りてないから」


「……………………………………」


「仕方ないか……夢ちゃん時間あるよね」


「時間はあまり無いと……早くしないと」


「大丈夫……魔女王も夢ちゃんの旦那は殺さないと思う、一週間時間を私にくれないかな」


「何をするの」


「簡単なことだよ、鍛えてやる、一週間ぐらいやればなんとかなるはず、最終日に私と戦って私が認めればそこで終わり、認めないとまた一週間………どうだやるかね」


どうしよう


このまま行っても、お姉さんが言う通り、例え専用の武器を使っても………勝ち目は無い


仕方ないかやるしかない…………


「わかりました、鍛えてください」


「よしわかった、鍛えてやる、でそこにいるドラゴン」


突然呼ばれたアリルは吃驚した表情で


「な…な………何か用………か……な」


「そんなにおどおどするな、別にとって食べようとは言っていないから、お前もついでに鍛えてやる、どうする?」


「えっ?えっ!」


「因みに拒否権はない、返事はイエスかはいだ」


前にも同じ事を言われた気がする


「わかった、わかった、わかった、やればいいんだろ」


「よし、聞き分けの良い子で助かるよ、じゃ明日からという事で今日は休んでおけ」


そう言うと小雪は退室した


「良かったねアリル、お姉さんは私以外なかなか鍛えてくれないのに」


「それはありがとう、それより何か食べ物はないのか」


「わかった、お姉さんに頼んでくるね」


そう言うと夢枕は退室した


残されたアリルは


「明日からどうなるんだ、もしかしたら生きてこの屋敷から出れない………って事にはならないよな」


不安で仕方なかった