一体何を言っている

私の配下にならないか?

要するに部下になれと

「魔王様………それは可笑しくないですか、会ったばっかりの得体の知れないものに、配下になれとは……私は反対します」

まあ…………そうなるな

それよりかこいつ、確か幻惑姫と言っていたような、話し方が変わっていないか

まるで人が変わったみたいに

「そう言うな幻惑姫」

「しかし………しかし…………」

「それにしても怒ると話し方が変わるのは治っていないな」

「…………これぇ〜〜はしつれいい〜〜しまぁあしたぁ、魔王様、これぇからはぁ〜〜〜注意しまぁす〜〜〜〜」

どうやら怒りは治まったみたいだ

「別に治す必要はない、それは幻惑姫の個性だからな、個性は大切にしないと」

「ありがたきぃ〜〜〜お言葉ぁ〜〜〜なみぃだが〜〜でぇそうでぇすぅ〜〜〜」

今にも目から何かが出そうになっている

「泣くな、さてどうしたらいいんだ?どうしたらこの無音を配下に出来るんだ幻惑姫?」

「そうねぇ〜〜〜しれぇんを与えるとかどうかなあぁ〜〜〜」

「試練か…………無音どうする?」

「………………………」

このまま村に戻っても…………普通の日常……村人から白い目で見られる…………だったら

「………それに合格したら魔王様の配下にしてくれるんですね」

「それでいいんだな幻惑姫」

「いいぃよう〜〜〜」

魔王は少し考える様に目を閉じて

「あと一つ村を襲いたいと思っていた………が…………今日は疲れた……」

何となくだがわかった気がする

「無音………私の代わりにその村を襲って来て村人を皆殺しに来てくれないか?」

「私に………そんな力は無いと」

「大丈夫だ、私の力を少し与えて、更に幻惑姫の同行も許そう、行ってくれるな幻惑姫」

「もちぃいろ〜〜〜ん、魔王様のいゆうことならぁ〜〜〜」

「どうする無音」

これはお願いではない………命令だ!

断ったら確実に死…………………

「やらせて頂きます、でどこの村を襲うのですか」

「その村は………」

…………間違いない………知っている………じゃなくて…………私の住んでいる村だった