小屋に入ると
「エイタ、美味しそうな匂いがする」
それに誘われるように廊下を進むとミルフィーユが扉の前で止まり
「エイタ、この部屋からする」
無警戒で中に入るミルフィーユを追って入った部屋の中央にテーブルがありその上に豪華な料理が乗っていた
「エイタ……これ食べても……良いんだよね」
多分……大丈夫……の筈……
俺達は席につくと料理を食べながら
(ありがとう女神)
と心の中で言った
それにしても大変美味しい
こんなの食べたことがないし見たことが無い物も混ざっていた
「エイタ、これ美味しい」
食べながら今までの事を話した
勿論サテラの事は伏せているが
「そうなんだ、あなたは私の国の兵士で、何かがあって私達はこの世界に飛ばされた、それならどうして私に記憶がないのかしら」
それはサテラが表になってい………………サテラの時の記憶がないのか
逆はどうなるんだ
サテラにはミルフィーユの時の記憶はあるのか
「ありがとう、大体わかったわ、要するに魔王を倒さないと戻れないのね」
無理かもしれない
「………………………………………」
「………………………………………」
二人の間に沈黙が降りてきた
何か話さないと、だが話題が浮かばない
「私ね……昔は人見知りだったの、それも病的に」
沈黙を破ったのはミルフィーユだった
「…………えっ………」
今の姫からは想像できない
「少し私の昔話するね」
ミルフィーユはゆっくりと話し始めた