「(はぁー)もう死んだんですか、早くないですか」
「ごめんなさい………ごめんなさい」
俺達は再び女神の前にいて、ひたすら謝っていた
「と言っても今回はあの四天王の一人、殺鬼姫が相手だし仕方ないと言ったら仕方ないかな」
「じゃ………」
「回数は減らさないと言うことでいいですあと3回のままです」
「ありがとうございます」
「今回だけですよ、次はありませんから死なないようにしてください」
「努力します、それと………」
俺の横に寝かされているミルフィーユを指差して
「どうしてサテラとミルフィーユが入れ替わったか知りたいんですがわかりますか?」
「見てやるよ」
女神は面倒くさそうに立ち上がるとミルフィーユを覗き込んで
「ふむ……ふむ……なるほど………そういう事か…………」
「何がですか?」
「簡単に言うと電池切れだな」
はぁ?電池切れ?
「一つ聞く、どれくらいサテラの状態でいた」
「えっと…………3日かな」
「そんなにサテラの状態でいたんなら、精神力を使い果たしただな」
「サテラは今何処に」
「こいつの、ミルフィーユの中にいる、深い眠りについているな、一日は起きないだろうな」
そういう事か、じゃ
「戻ってくるんですね」
「ああ嫌でもあと半日したら……なんなら戻らないようにも出来るが」
サテラがいないと攻略は不可能な気がしてきた
「……今はいいです」
「そうか、まあ気が向いたら声をかけてくれ、さて何か聞きたいことはあるか」
「それじゃどうすればあの殺鬼姫を倒せますか」
「無理だな……しかし追い返す事は出来る、知りたいか」
「勿論………知りたいです」
「とりあえず再開したらサテラを温存するためミルフィーユと交代してもらえ」
「………言う事を聞いてくれるかな」
「まあ貴様では無理だな、だからこれを使え」
一つの石を手渡された
「これは……復活の石…じゃない」
「交代の石と言って、二重人格者の人格を強制的に入れ替える、使い方は相手に石を向け、交代しろと叫ぶだけ、戻すには相手の足元に投げるだけ、簡単だろ、入れ替えたら一日はそこにいろ、これだけ待てばサテラも完全に回復するだろう」
「サテラなら殺鬼姫を追返せるんですか」
「無理だな、最初に出てくる怪物は倒せるだろうが」
「じゃどうすれば」
「サテラが怪物を倒したあとに殺鬼姫が現れる、そこに無音がやってくるから、瑛太近くに来い」
言われるままに近づくと
「瑛太はこうして………こうすると………こうなるから……あとは………こうなるはず」
「えっ?そんなことして……大丈夫なんですか?俺の命が危ないような」
「大丈夫だ…………多分……」
「………やるしかないか」
「頑張れ瑛太」
わかりました、頑張ってみます、帰ってきたらごめんなさい
「どうして殺鬼姫は両手から切ったと思う」
「武器を持たせないように」
「確かにそれもあるが、実は………………………なんだ、だからそれをしても大丈夫なんだよ」
ああそういう事か
「もう無いかな、じゃ一様聞いておく、直前に戻るか、復活の石の所に戻るか」
「復活の石の所で」
「わかりました、次はなるべく死なないようにしてください」
俺達は淡い光に包まれながら宙に浮いてゆく
意識が無くなる直前
「あと3回」
と聞こえた気がした