窓から差し込んでくる光に朝の気配を感じた
今日もいい一日になったらいいなと思いながらゆっくりと目を開けて…………
ちょっと待て
前にも同じことがなかったか
それより俺は確か……………………
「あなたは綺麗に溶けたわよ」
見なくても分かる
そこに居るのは間違いなく
「じゃ何故…………」
「感謝しなさい、一回だけ助けてあげたのよ」
「……………とりあえず………ありがとう」
「その言葉はザルサに言いなさい、愚痴りながら回収してくれたからな」
「……………そのザルサは」
「外に出ている、それより多分すべて回収しているはずだが、抜けてたらごめんね」
「………………………………………」
「これに懲りて、もう誰にも話さない事だな」
「ああ…………そうする」
「じゃこの話は終わり、これの先の事を教えてやる」
そうだ
北から使者の首を切り落とした
宣戦布告と捉えられてもおかしくない筈
「明日の朝に、あたしとザルサ、貴様の三人で北の国に乗り込んで頭を殺る、以上だ質問あるか」
ちょっと待て、今なんて言った
あたしとザルサ、俺の三人で北の国に乗り込んで頭を殺るって言わなかったか
「三人でやるのは不可能ではないのか」
「大軍で動くと北の国に気づかれてしまう、それに少数精鋭って言うだろう」
俺も頭数に入っているのか
「北の国から攻めてくるのを待ってないのか」
「断言できる、攻めてくる勇気なんてないよ、奴等は東の国に相談するさ」
「でも怪しい兵器を持ってるんだろ」
「実戦で使えるかは怪しいものがある」
だから最近発射実験を繰り返しているのか
「奴らも攻めてくるとは夢にも思わないだろう、だから三人で殺る、今しかない」
「やはり俺も………」
「当たり前だ!!!」
どうやら不参加は認められそうもない
「何時開始だ」
「ザルサは先に行っている、開始はあと3時間後だ」
こうして俺は大変な事に巻き込まれたのである