「…………………………」
北から使者は姫を睨んでいた
「………………………………………」
「………………………」
数秒が何時間にも感じるなか、しびれを切らした姫(女王)は
「何か話さないか!ないなら立ちされ!」
「それでは…………あなたは本物の姫ですか」
それは誰もが抱く疑問
俺だって最初にこれを聞くだろう
「それはどう言う意味だね」
「そのままの意味です、聞いた話ではこの国の姫は大人しくて優しい性格と聞いているが、目の前の姫は………」
確かに違いすぎる
こう言うのを月と鼈………と言うのだろうな
「このあたしが影武者だと思っているのか!、馬鹿共!あたしは間違いなくこの国の姫だよ」
「……………でも……」
まだ続けようとしている北から使者に
「この話はこれで終わり、まだ続けるなら切り殺す!わかったか!」
強引に終わらせる女王に対して北から使者は諦めて
「ところで呼び出したのは貴様らの方ではないか」
「そうだったかな?…………あっ………思い出した、確かにそうだ」
「……………で、何のようだ?経済制裁を解く気になったか?」
確か北の国には怪しい兵器が開発されている噂がある
それをやめさすために我が国と西の国と協力して経済制裁を課していたがあまり効果がない
なぜなら東の国の存在があるからである
東の国は北の国を子分のように扱っているからであり、経済制裁に対して消極的な態度である
「経済制裁を解くだと、馬鹿か!貴様らが怪しい兵器の開発を放棄しない限りそれはない、前から言っているだろう」
「…………じゃあ…………何のようだ」
「…………人数も二人だし……丁度いい」
姫(女王)はザルサから離れ、抜刀しながら
「貴様らの国にちょっとした贈り物がしたくてな」
「贈り物?それより何故抜刀している」
姫(女王)は怪しい笑みを浮かべながら
「こうするためよ」
その直後、一人の使者の首が床に転がり赤いのが噴水のように立ち上がった
一瞬何が起こったのかわからなかった
「イヒィ………イヒィイヒィイヒィイヒィ」
返り血を浴び真っ赤に染まった姫(女王)は鮮血姫となって怪しく笑っていた