実はもう一枚発動させていた
[入れ変わり]
特定の人物を入れ変える
血祭と祭を入れ替えた
「瑛太上手く行ったみたいだな」
「そう見えるが………」
アリルと祭の姿は煙の中で見えない
「瑛太、祭は大丈夫だよな」
「多分大丈夫だと思うが………」
軈て煙が引いてゆき中から
「?……瑛太!アリルは無傷だぞ、はっ祭は祭は何処に」
「血祭………祭ならあそこに………」
祭はアリルの足元に倒れていた
「いまのは少し……少しだぞ効いたよ、あっ反射的に殺ったかも」
アリルは何も無かったみたいに笑い出した
「おのれ………アリル……許さない!」
飛び出す血祭を止められなかった
「血祭………同じ所に送ってやる」
突っ込んでくる血祭を難なくと交わして背後から爪で斬りつけると倒れて動かなくなった
「さて後は雑魚か………人間……今逃げるなら追わないでおこう……さあどうする」
足が震えて前に歩けそうに無い
もう逃げるしかないのか
ふと祭と血祭に目が向いた
(………血祭………祭………そうだよな)
「アリル……俺は逃げない」
「そうか……じゃ仕方ないか……さあせめて苦しまない様に殺ってあげる」
突っ込んでくるアリルに思わず目を閉じた
(やっぱり俺には……勝てない)
と前方に誰かが立ってアリルが後方に下がった気配があった
(誰かいる………この気配は………知っている)
恐る恐る目を開けた視界の先に白い者が入ってきて
「あなたお待たせしました。助けに来ました」