「大切な友達?そいつらがしたこと忘れたのお姉ちゃん、そうかお姉ちゃん馬鹿だから忘れたのでしょうね!馬鹿は忘れる!したこともされたことも!さあお姉ちゃん退きなさい!退かないならリコスと一緒に斬るわよ!」

「退かない!リコスやその父親は悪くない!悪いのは何かした柘榴よ」

こんなにはっきりと話すお姉ちゃんを見るのは初めてかもしれない

「じゃその柘榴を連れてきなさいよ」

「……………無理、居場所がわからない。ねぇリコス何があったか教えてほしい」

リコスはゆっくりと父親から離れると、周りを見渡し、一息ついて話し始めた

「ある日、柘榴がふらりと村に入ってきたの、まあ私達の村は面白いことの無い辺鄙な村、こんな村に来る人なんていない、だから柘榴が入ってきた時は村中の人が集まってきたの、柘榴が美人と言う理由もあると思うけど…………そして右目の眼帯がきになったが…………」









「なあこんな村に何のようだ、見て回っても面白くないぞ、更に宿屋もないし、宿屋を探しているなら隣町に行けば…………」

「あたしは観光に来たわけではない、一番偉い人に合わしてくれ」

それを聞いた父親はゆっくりと私を抱きしめ

「リコス離れていなさい、あの女やばい気配がする、何かあったら直ぐに逃げなさいわかったリコス」

一歩前に出ると

「私が村長だ。まずは名前を聞きたいな」

「あたしは柘榴…………」

「柘榴さんね、で用は」

「ちょっと実験がしたくて………協力してくれるかしら」

そう言うと眼帯をゆっくりと剥がしてゆきその下から

「…………赤い目?違う赤い石が埋め込まれているだと」

「最近入れたばかりなの、何でも人や魔物を自由に操れるらしいが………だから貴方達で実験したいわけ、協力しなさい」

「………………断る」

「ひひひひひひひ………断れると思っているかしら………もう遅い、あなたはもうあたしの右目を見ているでしょう」

「…………………………!」

体が動かない、話も出来ない

「さあ命令するわよ、周りの村を襲いなさい。誰も逃がすんじゃないよ、わかった。さあ行きなさい」

「わかりました柘榴様、さあ行くぞ村人。先ずは隣の村からだ」

「待ってお父さん、やめよそんなこと」

いきなり出てきたリコスに

「村長の娘か、こいつにはかからないのかじゃ生かしていても…………」

「待ってくれ、娘だけは………逃してくれ」

「……………命令出来る立場かな、まあいい、こんな小さな子あたしの脅威にはならないし…………あっそうだ。3つ先の街には強力な結界が張っていて中に入られないの、娘なんとかしなさい」

「…………断る、悪い事に協力なんて出来ない」

「断ってもいいけど父親の命がなくなるだけよ、さあもう一回聞くわよ。街の結界をなんとかしなさい」


「……………わかった。何とかするから時間をください」

「どれくらい欲しい」

「……………3ヶ月…………そう3ヶ月」

「3ヶ月ね…………まあいいわよ、あげる3ヶ月。一日でも遅れると父親の命はないと、さあいけ娘、時間は止まらないぞ」

「それと結界を何とかしたらお父さんを解放して」

「考えておいてやる。もうないか」

私は父親に近づいて


「お父さん行ってくる」

こうして村をあとにした