「よく怪我をするなこの子は」

溜め息をつきながらリノを受けとると、ミートサラスは奥に消え、すぐに出てきた

「まあ大丈夫だろ。祭が回復魔法を使ってくれたお陰でね、それより血祭、瑛太が出ていったが、途中で会わなかったか」

「えっ?出ていった?会ってないけど」

「そうか、会ってないか・・・・轟と鉢合わせにならなければいいが」

轟と会わないようにと祈るしか出来ない

「それとさっきの子、始めに会ったときと比べて雰囲気が変わった気がするが何かあったのか何かこう感情がないような」

それは私も感じていた

全ての感情が抜け落ちているような感じがした

「・・・・わかりません」

「わからないか、とりあえず調べてみる、ところでこの後は?」

「轟を倒します、そうしないと(レノの洗脳が解けないから)」

「そうか、リノは任しておけ。血祭、祭、死ぬなよ、怪我はいい、ベットを二つ空けて待っておるぞ」

ミートサラスの屋敷を後にして歩いていると、幸神の屋敷の入り口が見えてきた

月明かりに照らされた玄関は不気味に見える

「血祭お姉ちゃん、轟はまだ中にいるかな」

「多分いると思うけど」

と玄関がゆっくりと開いて行き

「血祭お姉ちゃん、誰か出てくるよ」

「轟かもしれないから気を付けて」

出てきた人物を見て祭が

「ああ瑛太兄ちゃんだ、血祭お姉ちゃん瑛太兄ちゃんがいたよ」

駆け出す音がした

確かに気配は瑛太のだが何か雰囲気が違う

「おかしい、まるでレノみたいな雰囲気がしているが・・・・まさか❗・・・祭❗迂闊に近づくな❗そしてすぐに離れろ」

その直後、悲鳴が聞こえ、祭が倒れる気配がした


『洗脳された瑛太』

次回『?』