『死神対悪魔Ⅱ』



先にいくほど何かに押されているみたいに遅くなってきた

「この恐怖感はなに?近づく度にだんだん強くなってくるが」

そしてあと少しのところで止まってしまった

「この先は・・・・踏み込めない」

目の前なのに、あと一歩行くと確実に斬られる気がして踏み出せない

美月は鞘に手をかけていないのに

「・・・・隙が・・・ない」

下がりたいがそれも不可能のような気がしてきた

「進むも戻るも駄目か、どうする?」

それを見て美月は軽く欠伸をしながら

「どうしたの?早くしなさいよ、退屈してきたわ、それとも怖くて動けないのかしら」

「怖くて動けないのかしら?馬鹿にするな❗今作戦を考えているんだよ」

「そうなんだ、じゃ時間をあげる🎵10分待ってあげる🎵それを過ぎたらこちらからいくね🎵」

10分か、早くなんとかしないと勝ち目がなくなる

血祭はその場に座ると考え始めた



「流石に・・・二人はきついわ」

祭はリノとレノを置くと村の中を見て

「轟様はいないみたいだな」

再び二人を抱えると辺りを警戒しながらある家に入り

「先生、先生はいる?」

「誰だい」

奥から一人の女性が出てきて

「なんだ祭か、で・・・そっちの方を」

女性はリノを指差しながら

「今すぐに診察室に連れ込め、片方は・・・・あとでいい」

「えっ?」

「馬鹿祭❗早くしろ❗時間がない❗」

祭はリノを診察室に連れ込むと

「後は任してもいい、私血祭お姉ちゃんを助けないと行けないから」

「いいぞ、必ず戻ってこいよ」

はーいと返事をしながら家を出ると

「あの敵はヤバイよ、いくら血祭お姉ちゃんが強いといっても勝てる気がしない、私が協力したら・・・勝てるかも」

祭は走り出した

「間に合って❗私が行くまで」






「さあ10分経ったぞ」

ごめん、なんにも浮かばなかった

こうなったらやるしかない

さあ何処からでもかかってこい

血祭はゆっくりと立ち上がると抜刀したのと同時に美月の姿が消えた