屋敷を出ると冷たい空気が体を包んで行く
街頭なんかなくて屋敷から少し離れるだけで暗闇に覆われてゆく
「ほんとになんにもないんだ」
「何言ってるの、それがいいのよ」
「そんなものかな、わからないや」
「瑛太も一週間ここで暮らしてごらん、良さがわかるかも知れないから」
都会育ちの俺が果たして慣れるだろうか
「それよりさっきは夢枕が悪いことした」
「夢枕は悪くない、悪いのはお姉ちゃんと瑛太あなたよ」
俺も悪いのか
「お姉ちゃんに触ろうとしたでしょう、極度の人見知りのお姉ちゃんに、まあすぐに魔法を使うお姉ちゃんも悪いけど」
「それは・・・ごめん」
「処で私達は何故黒と白に別れていると思う」
「えっと・・・ごめんわからない」
「簡単なことよ、昔は同じ服を着ていたの、私達は双子でしょう、同じ服を来ていたら外見から判別がつかないの、私と間違えてお姉ちゃんに触って病院送りになった人が」
もしかしたら俺も病院送りに
「まあ死人は出ていないが、このまま行けば何れは死人が出ても可笑しくないとなりゾーサラス様は考えたの、そして色による違いを着けたらわかるのではと考え、私が白、お姉ちゃんが黒になったのよ、これにより病院送りになる人は減ったわよ、誰も黒には触らなくなったの、まあ瑛太見たいに知らない人はたまにいるけどこうして白黒魔法使いが誕生したの」
「そんな理由があったんだ」
「それにしてもお姉ちゃん、昔はあんなに激しい人見知りじゃなかったのに」
「昔・・・」
「気にしないで、それより早くお姉ちゃんを探さないと、瑛太はあっちの方を探して、見つけても絶対に近づかないでね」
「わかった、見つけたらすぐに報告する」
病院送りにはなりたくないから
「じゃ瑛太また後で」
俺とリノはてを降りそれぞれにレノを探し始めた