血祭は村雨の攻撃をダンスを踊ってるかのように避けていた
(どうして攻撃が当たらないの?)
諦めて少し距離をとった村雨に
「最初のあれはなにかしら?確か『お礼をするに決まっている』だったかしら、やはり雑魚は所詮雑魚でしかないわけだ、私に傷をつけられない」
「・・・・・・・・・(一人じゃ無理でも)」
「反論はなしか。まあ飽きたしそろそろ終わりにしようかな」
「なあ血祭一つ聞いていいか」
「なにかしら?遺言でも聞いてほしいの」
「・・・仲間をどう考えている」
「はぁ、一体何を聞いてくるかと思っていたが、つまらない事を聞いてくる、まあ雑魚らしいと言えば雑魚らしいけど、仲間なんて足手まといにしかならない、あんなの弱いもの同士が集まってるだけ、私には必要ない、私は一人でも勝てる」
「血祭・・・・つまらないね、仲間の素晴らしさを知らないなんて」
村雨はゆっくりと構えると
「仲間の素晴らしさを教えてあげる」
そう言うと真っ直ぐに突っ込んでくる村雨を
「馬鹿の一つ覚えとはこの事ね。何回やっても結果は同じ事」
片手で刃を弾くと
「終わりね、心配しないで後から沢山あなたが言う仲間を送ってあげるから」
斬りかかろうとした背後から
「血祭❗」
振り返った血祭の視界に
「夢枕❗確かに倒した筈、何故動ける」
更に
「どこを見ている血祭❗私はまだ倒れていないぞ」
前から村雨、背後から夢枕
「なるほど挟み撃ちですか、しかしこれでも私は倒せません」
前から来る村雨の刃を右手で、背後から来る夢枕の刃を左手で止めて
「「何❗受け止めた❗」」
血祭は勝ったかのような笑い声をあげ
「さあ二人とも終わりね」
「血祭、両手が塞がっていてどう私たちを倒すんだ(今しかない、頼む・・・)」
「さあ、ゆっくりとなぶり殺してやる」
と血祭の視界に一人の少女が突っ込んできている
「茜❗貴様確かに切り殺した筈、何故動ける」
「茜今しかない」村雨が叫び
夢枕は祈るように「茜さん止めを指して」
血祭は両手が塞がっていて反撃が出来ない
今しかない
お姉さんと夢枕さんが作ったチャンス
外すことは出来ない
持っている刀に力が入る
「血祭❗血祭❗最後だ❗❗❗❗❗❗❗」
仲間の思いが入った一撃を血祭に叩きつけた