「瑛太❗なにぼさっとしているの」

いきなりの展開に動けずにいた俺をイービルは肩を捕まえて強引に引き下げた

「ありがとうイービル」

「それはいい。瑛太が殺られるとこちらまで殺られてしまうから、それよりリリィー本気のようよあれを見なさい」

指差す方向を見て寒気が走った

今までいた場所に斧が刺さっていた

その斧を引き抜きながら

「お姉さま何で邪魔をするの?次邪魔したらいくらお姉さまだって許しませんから」

俺はリリィーには聞こえないように

「これからどうするんだ」

「リリィーは私が動きを止めて見るから、早く外に逃げなさい」

「イービルは?」

「隙を見て後を追うから、じゃ用意して」

イービルは俺とリリィーの間に立つと

「リリィー何でこんなことをするか教えなさい答え次第では殺るわよ」

「だってお姉さまは私のもの。他の誰にも触られたくないの。触ろうとしている全ての物は全て排除する❗そこの瑛太は人間の分際でお姉さまに触れた❗だから死んで貰うの」

こいつは狂っているのか

ふと見るとイービルが手を後ろにして

(今がチャンス、早く行け)

と言う感じで手を振っているからゆっくりとイービルの脇を抜けながらリリィーを見るが、こちらには気がついていないみたいだ

(瑛太じゃいくぞ)

イービルはいきなりリリィーを抱き締めた

「えっ?えっ❤お姉さまどうしたの?いきなり抱き締めて・・・・うれしい🎵😍🎵」

「リリィー目を閉じて。お願い❤」

「はーーーーーーーーーい😆」

今しかない

俺は早足になりながら抱き合うイービルとリリィーの脇を抜けて外に飛び出した