「雷起きろ」
激しく揺すぶられて目が覚めた
「・・・えっと轟さん?おはようございます」
その台詞が何とか出てきたが
「雷何を言っているの?まだ夕方だぞ」
「えっ?夕方?今何時なんですか」
「5時を少し越えた辺りかな」
5時?そこまであたしは
「夕食の準備が出来たから呼びに来たぞ、それと3人も珍しく揃っているから紹介するから、早く用意して下の食堂に来なさい」
そう言うと轟は部屋を出ていった
珍しく揃っているからとは余程忙しいらしい
そして3人中にはあの祭もいるんだろう
後の二人はどんな感じだろうか
まあ会ってみればわかること
雷は鏡を見て身なりを整えると部屋を出た
食堂は直ぐに見つかった
中に入るなり
祭が手を降りながら笑顔で
「あっお姉ちゃんおはよう🎵よく寝れた🎵」
「幸神祭・・・・・・おはよう」
「祭あれほど自分から名乗るなと言っていたのに」
「ごめんなさい轟お姉ちゃん、でも嬉しかったんだ🎵新しい家族が出来るから」
「まあいいか、この子は三女の祭、もう知ってるか。後の二人はお風呂と外回りに出掛けて今はいない。必ず後で紹介するから、さあ早く食事にするか、さあ雷早く席についてください、それと祭あなたは運ぶのを手伝いなさい」
渋る祭を引きずりながら部屋を出ていった
残されたあたしはとりあえず席についた
「おい絶対に振り返るな❗わかったら頷け」
背後からいきなり声をかけらた
あたしは静かに頷くと
「お前が雷か。なかなかいい素質を感じる」
絶対零度の声が囁いてくる
更に肩に冷たいものが触れた
「いい感じだ🎵轟なかなかいい素質を見つけてきたものだな」
(誰?二人のうちの一人なのか?)
「それが正解だな」
(あたしの考えていることがわかるのか)
「少し違うな、今私は雷に触れている」
(触れている者の考えていることが)
「それが正解だな」
(じゃあなたは誰?)
「私か。私は幸神・・・もう帰ってきたか❗挨拶は改めてする」
そう言うと肩から気配が消えた
慌てて振り返るが誰もいない
「どうした雷。顔色が悪いが」
言うべきか?言わないべきか?
「何でもないわ」
言わなかった
何処からか見られている気がした
「そうか。祭早く並べなさい🎵」
こうして夕食が始まった