夢枕は刀に手をかけて

「あなたこんな牢なら簡単に壊せるけど」

「出たあとどうするんだ、村雨みたいのが沢山いるかもしれないんだぞ」

「そうかもしれない」

あれから引きずられてこの地下牢にぶちこまれた

「ねぇあなた❤」

「なんだい夢枕?」

「ただ呼んだだけ❤」

それにしても夢枕が勝てない相手がいるなんて

「ほんとに勝てないのか」

「やってみないとわからないけど、どちらもただではすまないわよ」

「そうか」

「それより誰か来るわよ」

俺には聞こえていないが夢枕には

軈て鬼の面をした男がそこにいた

男は夢枕を姿を見て

「全身真っ白な上に赤い瞳❗間違いない❗あなたは夢枕殿ですか」

「そうですが❗」

「これは失礼した、今すぐに出すから待っていてほしい」

「早くしなさい❗」

男は慌てて引き返すとあの門番を連れて帰ってきた

「早くしろ❗」

「わかりました雷鳴様」

解錠して開けると

「さあどうぞ夢枕殿、その後ろの人間の子は」

「私の旦那様です」

「旦那様ですか、失礼した、てっきりペットかと思っていました・・・・待って❗」

夢枕が刀に手をかけたのを見て

「勿論冗談ですよ、初めから旦那様とわかっていましたよ」

「それならいい」

刀から手を放したのを見て雷鳴は安堵の溜め息をついた

「おい門番この二人は客人として扱うように、私は村雨と茜を探してくるから」

離れてゆく雷鳴を見ながら

「さあどうぞ。後についてきてください」

「あなた❤行きましょう🎵」

夢枕を横にぴったりとくっついた

こうして俺達は牢を後にした