「さっきまでの勢いは何処にいったのかな」
「・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・」
あれから攻防の果て俺達は床に這いつくばっていた
「もう飽きたしそろそろ最後の仕上げといきましょうか」
デビルは詠唱をしながらゆっくりと近づいてくる
「私こんなところに隠れていてほんとにいいのかしら」
妃はイリスについていけず、とりあえずすみに見つからないように隠れて戦況を見守ることしかできないでいる
「娘とあの人間の子は頑張っているのに私は」
今の私にはあのデビルには勝てない
旦那がいてくれたらいいが、何処にいるかはわからない
その時デビルの攻撃が決まり床に伏せるま娘と人間の子の姿が
「もう飽きたしそろそろ最後の仕上げといきましょうか」
ゆっくりと娘と人間の子に近づいて行くデビルに私は
「何とかしないと」
震える足を押さえながら
「私は魔王の妻」
立ち上がると
「頑張っている娘を助けないと」
ゆっくりと詠唱を始めた
「外にいる奴等は直ぐに送ってやるからな」
デビルの背後に火の玉が現れた
「もう終わった❗」
思わず目を閉じると前で爆発が起こり吹き飛ばされたがナナツに止められて壁にぶつかるのは回避された
「ナナツいったい何が」
「わからないけど何処からかの攻撃でデビルが吹き飛ばされた」
「そのデビルは?」
ナナツの指差す方向にデビルはいた
デビルは物陰を睨みながら
「誰だ?姿を見せろ」
物陰から出てきた人物に
「お母さん?」
ナナツが思わず叫んでいた
「妃。いたことを忘れていたよ🎵」
「デビル❗私の娘に手を出したことを後悔させてやる❗」
「それは楽しみだ🎵どうせなら娘と一緒に来たらどうだ」
「それは考えておくわ」
そう言うと妃は真っ直ぐに突っ込んで行く
それを見たナナツも少し遅れて突っ込んでいった