「どうだ殺ったかな」

「瑛太君相手は妃よ。魔王の奥さんよ。そう簡単に倒せるとは思わないけど、お嬢どう思う」

「まだ無理だと思う」

「そうなのか」

しかしアデルは勝った気でいた

今までで最高の炎の矢が撃てた気がした

これで決まらなければもう勝ち目がない

祈る気持ちでカミエルがぶつかった所を見ているはずだったが

「アデル早くそこから離れなさい❗」

マリィーのその声で我に帰る

「えっ?マリィー何」

その直後激しい痛みがあり後方に飛ばされている感覚に続いて何かにぶつかった感覚が続いた

前の痛みを遥かに越える痛みに気を失いかけるが何とか持ちこたえて前方を見ると

「まだ生きているか?まあいい。このくらいで死んでしまわれたら面白くない。それにしてもさっきの奴少し痛かったよ🎵人間に傷をつけられるとはビックリしたよ🎵アデルだったかな。この痛みを何倍にして返してあげるわ」

妃はほぼ無傷で立っていた

私の渾身の炎の矢が効いていない

やはり人間の私には少しだけ傷をつけるのが限界なのかな

「さあいくよ🎵死なないでね🎵」

妃は真っ直ぐに突っ込んできた

もう終わった

キラリンもう一回会いたかったな

馬鹿言ってふざけたかったな

といきなり目の前に石の壁が現れた

「えっ?マリィーのカード?違うマリィーは詠唱をしていない」

マリィーはカードを使った気配がない

「貴様裏切るきか❗」

「裏切る?私達は貴方の仲間になった覚えはないけど」

石の壁が崩れてゆき

妃と対峙しているのは

「レン?」

「アデルだったかな、大丈夫?もう安心して、この妃は私達が殺るから」

「レンこんなことをしてただで済むと思うのか地獄を見ることになるぞ」

「何それ。妃も冗談を言うんだ🎵」

「貴様から殺ってやる❗」

レンは一歩後ろに下がると

「さっきも言ったよね🎵私達が殺ると」

その直後妃は背後にリンが現れて妃目掛けて刀を降り下ろした