「あっ気がついていないみたいだから言ってあげる。ここ一階だからね」

「待て❗俺達階段を上がったぞ」

「塵どうやら幻術にかかってたようね」

「そこの子正解!正確には黒魔術よ」

「あなた私も騙されたの?」

三人とも騙されたわけか

「じゃこの中庭もか」

「本物よ🎵君達城の中を通りこの中庭に出てきたんだよ🎵じゃ始めましょうか。因みに二階への扉は彼処よ」

レンが指差す方向に赤い扉が見える

「いい忘れていたわ🎵鍵は私が持ってるから!倒さないと上がれないわよ🎵まあ私を倒すことなんてできないでしょうけどね🎵さあ誰から来る?それともまとめてくる?」

俺は夢枕にアデルを見て考えてみる

俺は人間だからとても勝てそうな気がしない

まあ飲めば勝てそうだけど

アデルは人間だが俺より魔法が使えるが、果たしてレンに通用するかは疑問である

そうなると

「あなた私がいきます🎵」

やはりここは夢枕に頼るしかないか

「大丈夫だよな、相手はどうやら黒魔術を使うみたいだけど」

「大丈夫だよ🎵いざとなったらあなたもいるしおまけにアデルもいる。負けないよ私は」

「どうやら決まったみたいね🎵」

夢枕はゆっくりと歩きながら

「レンでしたっけ。直ぐに終わらせてやる」

(旦那の前で良いところ見せなくては)

「出来るかな?出来るかな?」

夢枕は立ち止まると刀に手を添えて

「レンいきます❗」

姿が消えて

「いきなりですか?まあ良いでしょう❗さてとこちらも迎え撃ちますか」

レンは地面に手をついてある呪文を唱え出した

と夢枕はレンの目の前に現れて

「防御が甘いわよレン」

斬りかかるが

「残念ですね🎵私の魔術は発動したわ」

その一言に動きが止まる夢枕

そこに何か小さなものがぶつかり

「キャ!」

小さな悲鳴をあげて思わず一歩下がる夢枕

「ちょっと塵、夢枕少し斬られているわよ」

よく見ると右手から血が流れ出していた

「何がぶつかったんだ?」

「塵あれは何かしら」

アデルが指差す方向に小さなナイフを持ったぬいぐるみが立っていた