私の名前は夢枕・・・・・・ではない

夢枕は通り名である

盲目の剣士夢枕

かっこいいではないか

で誰に通り名をつけたかと言うと私のお姉ちゃんのシシリアがつけたのである

じゃ本名はって声が聞こえてきそうな

このあと多分出てくると思う

出ないかもしれない

出なければ文句や抗議はみーに言ってね

何故私が視界を棄てて音や感覚だけで戦うかを話す

かなり長くなるから何回かに別れると思うが






小さい頃は今より視力は悪くなかった

まあ普通の人に比べたら悪い方かも知れないが

他の人はあまり知らない

何故なら私の回りにいるのはお姉ちゃんと両親と家政婦の4人しかいない

学校にもまだ行っていない

まあ二年後には通う筈だけど

まあそれはおいといて

私の朝はかなり早いと思う

なにせ日の出の前には起きている

何故そんなに早く起きるかと言うと

刀の鍛練をしているからだ

じゃ何故そんなに早くするかと言うとお姉ちゃんには見られたくないからだ

お姉ちゃんは剣の達人である

そのお姉ちゃんに少しでも近づきたいし越えたい

それが私の願い

だがいくら鍛練しても越えるどころか近づくイメージがわかない

じゃお姉ちゃんに鍛えてもらえばと思うが

一度聞いたことがあるが

「あなたは目が悪いんだからそんな怖いことせずにもっと他のことに力を入れなさい」

お姉ちゃんは私を心配してくれている

確かに目は悪い

両目で0・5しかない

眼鏡をかければと思うが

早く動くと落ちてしまう

じゃコンタクトは

一度眼科に行ったがコンタクトはやめておけと言われた

しかし私は諦めない

鍛練したら必ずお姉ちゃんに

話が逸れてきた

今日も誰もいない場所で剣の鍛練をしていた

「今日はなかなか調子がいい」

とそこに

「あなたは何をしているんですか?」

恐る恐ると振り返るとお姉ちゃんが立っていた

後で考えると何時もこっそりと覗いていたのではと思うが

その時は思わなかった

「お姉ちゃんこそこんなに早くどうしたの」

「眠れないから散歩よ。文句ある。それより剣の鍛練は禁止したはずよ」

「でも・・・・・・・・・・」

「あなたは視力が弱いから危ないの」

「聞いてよお姉ちゃん」

「さあ止めて❗戻るわよ❗」

お姉ちゃんは私の手を取るのをはねのけて

「お姉ちゃんに少しでも近づきたいし越えたいそのために鍛練をしている」

「諦めなさい❗あなたには無理です」

「無理じゃない❗」

「その視力で何が出来るの」

「・・・・・・・・・・・」

「あまり見えないのにどうやって敵と闘うの。一瞬で殺られるわよ」

「だから」

私はその場に土下座をして

「お姉ちゃん教えてください。御願いします」

お姉ちゃんは大きく溜め息をついて

「仕方ないか。あなたは大分鍛練しているようね。じゃ私と戦いなさい」

「えっ?お姉ちゃんと」

「そうよ。刀は危ないから木刀で」

「木刀で闘うの」


「私に少しでも木刀が触れたらあなたに教えてあげるけど、あなたが参ったをしたらもう二度と鍛練しないと誓いなさい」

こうしてお姉ちゃんと戦うことになった