通された部屋は
「ここは私の部屋」
ナナツの自室だった
それにしてもかなり大きい
俺の部屋が数個入ってしまいそうな位だ
端にはお金持ちの家にありそうなた天蓋ベット
実物を見るのは初めてだ
装飾も宝石類が埋められていて華やかだ
まあ俺は落ち着いて寝れそうもないが
窓の上にはステンドグラスがあり
天蓋ベットの反対にはかなり高級そうな机に椅子があった
天井には家が何件か買えるのではと思わせるシャンデリア
俺達はその下でこれもかなり高級そうなソファーに座っていた
「落ち着かないな」
「塵も落ち着かないか。私も」
二人は貧乏人のようだ
他の奴達はかなり落ち着いていてナナツが用意したかなり高級そうな飲み物も水を飲むみたいに飲んでいた
極論だが俺やアデルは地下牢の方が落ち着くかもしれない
「ところで瑛太話してくれない」
俺は全てを話した
キラリンを助けるために闇の世界の闇の医者を探していること
闇の医者の場所はナナツが知っていると言うからついてきてもらったとか
「それなら一言相談してよ。あれから大変だったんだから」
「時間がなかったんだ」
「でもあのとき言えたのでは」
校舎裏でのことだろう
アデルの言うには
俺はナナツを逃がした罪人になっているらしい
帰れないかもしれないし帰ったら逮捕されて魔法学校裁判にかけられるかもしれない
それでも帰らないといけない
闇の医者を連れてだ
「仕方ないわね。塵私も協力してあげる」
ありがとうアデル
持つものは口の悪い生徒だな
「とりあえず闇の医者を探すか」
このあと大変なことに巻き込まれるとは
この時は思わなかったのである