「お姉様つきました」
「灯の魔法は?」
「少しなら」
ナナツは詠唱を始めると辺りが少し明るくなってきてその場所を照らして行く
「この場所は」
「お姉様まさか忘れたとは言わせないわ」
「忘れるわけがない。この場所」
「お姉様が猫姫を連れ込んだ場所」
イリスを覆ってる雰囲気がかわった
何か嫌な予感がする
「イリスこの場所から出れるの?」
「そうですよお姉様。地獄か天国に行けますよ」
地獄か天国?
「あなたは誰?イリスではないでしょう」
ナナツどういう事
目の前の人物はイリスではないと
「答えなさい!あなたは誰?イリスはどうしたの?」
ナナツは睨みながら吠えた
「ばれたか。まあいいわ。私は猫姫の右腕。イリス?あっ今左腕が相手にしているわ」
右腕に左腕こいつ何を言っているんだ
「で何をしたいの?」
「理由?ないわ。そうね強いて言うならあなたには怨みがあるかな」
「そんなの知らないし怨まれる覚えもない」
「知らなくていい」
「あなたを倒さないと外には出られないと」
「ご正解です。流石はお姉様」
「その呼び方はよして!イリス以外は」
「わかりました、では」
「待って、場所はあそこにしない」
ナナツは外を指差した
「あああなたと猫姫が戦った場所ですね」
「そうよ。右腕ですか。決着をつけましょう」
ナナツは歩きながら戦闘体制に入って行く
「いいですね。でももう誰も助けには来てくれませんよ」
右腕も歩きながら体制に入ってゆく
「わかっているわ、でも私もかなり強くなったわよ」
「それは楽しみね」
お互いに立ち止まる
奇しくも同じ場所に
そして同じタイミングで突っ込んでいった