階段を下りていると
「哲朗さんどちらに」
偶然碧とあった
「少し館内を探検したくなって」
「それは奇遇ですね。私も同じです。部屋にいてもつまらないし」
聞けば碧の部屋は窓際にベットがあり反対側に机がその上にテレビがある
因みに炬燵はないらしい
天井にもシャンデリアじゃなくてごく普通の照明器具らしい
じゃ俺の部屋だけ
「それは哲朗さんが特別だからでしょう」
そうなのか?一体何の特別なんだ
多摩子や暦や楓にも後で聞いてみよう
さらに真夜森さんにも聞いてみよう
「哲朗さん一緒に回りません」
「いいよ。誘おうと思っていたし、でも部屋がわからなかったから会えてよかったよ」
「じゃ一階からいきますか」
二人は一階に下りて玄関まで来ていた
天井のシャンデリアは消えていて薄暗い
いちよう確認したが鍵はかかっていた
振り返ると長い廊下の先が闇の中に消えていた
ふと見上げるとあの肖像画が視界に入ってきた
確か偉大なる魔術師だったかな
真夜森から見て先祖にあたるのか
「あの肖像画どこを見ているんでしょうね」
確かにこっちは見ていない
よく見ると玄関の上の方を見ている
「哲朗さん確かめてきて」
えっ?確かめるって
「あそこまで登って視線の先を確認して」
碧さんあそこまでどうやって登るの?
「梯子があればいいんだけど」
「じゃ探そうか」
「そうね🎵探しましょう。さあ哲朗さん探検再開よ」
俺達は玄関を後にして暗闇に消えている廊下に進んだ