中に入るといきなり肖像画が目に入った

「あれが偉大なる魔術師」

確かに凄い貫禄がある

「皆さまがいるところが玄関で、このペンションに入ることができる二つある入り口の一つです。もう一つは反対側にある通用口ですが皆さまにはあまり関係ないかと思います。じゃ」

かなり広い玄関だ

左右に靴箱があり一体なん足収納出きるかわからない

上には豪華なシャンデリアがあり辺りを柔らかく照らしていた

それにしても俺の部屋より広いかもしれない

「ここが食堂になりあの扉の先が娯楽室になります」

中には縦に長いテーブルに椅子が等間隔で並んでいる

そして天井には豪華なシャンデリアがあり辺りを照らしていた

テーブルの真ん中にはローソク立てが等間隔で並んでいる

「こちらが図書室です。見たければご自由に使っていただければいいです」

本棚が何列も並んでいる

タイトルが何冊か見えたが

《世界経済と戦争》

《アメリカの実力》

頭が痛くなりそうなタイトルが並んでいる

多分利用することはないだろう

多摩子や暦なら利用するかもしれない

「こちらが大浴場になります」

中を見たらかなり広い脱衣場がありその奥に扉があり先は浴場だと推理できる

「尚時間制で男女が入れ替わります。見たところ男性は哲朗さんだけですから一番に入ってくださいね。18時から入れますから一時間以内に」

俺の入浴時間決定

「哲朗わかってると思うが」

「楓なんでしょう」

わかってるけどいちよう聞いてみよう

「覗いたら殺す❗」

やっぱり

「ここは」

真夜森は一番奥の扉の前で止まると

「開かず扉となり中に入れません」

ためしにノブを捻るが開く気配がない

「鍵は?」

「探したことはあるけど発見されなかった今も何処にあると思うが」

「中はどうなっているの」

「わかりません」

「この扉を壊せば」

「試したことはありますが、斧でも傷をつけることも出来ませんでした」

「入り口はここだけ」

「家の見取図を見たけどここしかないようです」

中はどうなっているのか

まああまり関係ないか

「とりあえず一階は以上です。皆さま寝室は二階と三階です。とりあえず食堂に戻りましょう」

真夜森は来た道を戻り始めた

俺達もそのあとについてゆく