結果は酷いものであった

いわいる完敗ってやつだ

俺54点―88鉄道

楓45点―84かえで

あんなに勉強したのにだ

去る際に背後に感じる冷たい視線

これなら俺達の勝利は決まったなって感じもする

どうしよう

このままではいけない気がする

何とかしないと何とかしないと

「哲朗あんまり気にするな」

「楓」

「哲朗も本気を出していないんだろう」

いやあれが本気です

「私も出していないから」

もうこうなったらあれしかない

「楓俺寄るところがあるから」

楓とわかれてある人物の家の前に来ていた

呼び鈴を押そうと思うが体が動かない

どう説明しよう

対戦して負けましたとは言えないし

近くまで来たから寄ってみた

違う俺の家とは反対側だ

迷っているといきなり玄関が開いて

「さっきから玄関の前で固まっているお兄ちゃんは誰?」

女の子が顔を覗かしてきた

ってより何処かから見ていたのか

「お兄ちゃんの名前は川中哲朗」

「川中哲朗?」

「君のお姉ちゃんに用があるんだけど」

「私のお姉ちゃんに。それより私の名前は一条朱里よ」

一条朱里か

多摩子の妹かな

「いるけど。それよりお姉ちゃんの彼氏さんですか?」

いきなりとんでもない質問をしてくる

「彼氏ではないけど」

「それはよかった。お姉ちゃんはやめときな。噂では裏の顔があるらしいから」

それは知っている

中二病のことだろう

「朱里こんなところで何を」

朱里の背後から多摩子があらわれた

「あっお姉ちゃんに客だよ。ほら」

「なんだ哲朗か」

なんだはないと思うが

「じゃお姉ちゃん私勉強があるから」

朱里はその場を去っていった

「・・・・・多摩子話がある」

「結婚してくれなら断るわ」

そんな話をするわけない

ってより何処から結婚ってキーワードが出てくるんだ

「じゃ宇宙人が現れてわが家を占拠されたから助けてくれとかなら歓迎よ」

宇宙人?いないだろう常識的には

もしいるとしたらどうやって助けてくれんだ

「我が黒龍が全てを焼き尽くすのみ」

多摩子らしい答えがかえってきた

聞いた俺が馬鹿でした

「テストについてだ」

「前哨戦をして返り討ちにあった」

「!!!!多摩子何で知っているんだ。見ていたのか?」

「見ていないわ。見なくてもあんたの行動なんて簡単にわかるわ。まあどうせい楓が誘って乗り込んだがあっさりと負けたと、そしてこのままではヤバイと思ってここに来た。どこか間違いがあるかしら」

全て多摩子の言った通りですよ


「そんなところにいたら通報されるから入りなさい」

通報されるのか?そんなに俺怪しく見えるか

「さあ早くしなさい、私が通報しそうになるから」

お前がするのか!

多摩子に急かされて家の中に入った