辺りをぶらぶらしながら時間を過ごして
あの家に戻ってきたのは21時を回っていた
この時間になると外を歩いている人もいない
曲がり角から煙草屋が閉まってるのを確認して家に向かった
中に入って確認したかった
何かありそうな気がしてならない
辺りを警戒しながら玄関のドアを回してみるが
「やはり鍵がかかっているか」
諦めて回りを調べ始める
幾つかあった窓は全て施錠されていた
窓には全てカーテンがあり中の様子はわからない
「中に入れないのか?最悪窓を割って入るしかないかな」
そこまでしても中に入りたかった
軈て裏口についた
ここが駄目なら割るしかない
祈る気持ちでドアに手をかけて力を入れて行くと
ドアはゆっくりと開いていった
「ここから入れそうだな」
中から黴の匂いと何か変な臭いがしてきた
「なんだ。この臭いは、しかし嗅いだことはあるぞ」
確かにある
それもつい最近
中にゆっくりと入ると勝手口を閉じたら
俺の回りは漆黒の闇に包まれた
何も見えない
伸ばした手の先が見えない
ゆっくりと歩き出すと何かにつまずいて転びそうになる
どうやら玄関と廊下に段差があったみたいだ
光をつけたいが誰もいない家から光がついていたら回りの家の人が可笑しいと思い通報されるかも知れない
右手を出すと壁に触れた
左手も同じだった
どうやら今廊下にいるようだ
警戒しながら歩いている
右、左とたまにドアらしき物に触れる
中に入りたいがノブの位置がわからないから入れないし
たまにわかっても鍵がかかっているらしく開く気配がない
廊下はいきなり終わり目の前に段差があるのがわかった
どうやら階段らしい
俺は携帯を取り出して光を当ててみるとやはり階段だった
しかし携帯の光は上まで照らさないから
階段の上の方は闇に包まれている
まるで地獄に向かう階段みたいだ
携帯をしまうと一段づつ確かめながら登り出した
軈て段差がなくなり二階についたのがわかった
再び携帯を取り出して辺りを照らしてみると部屋は二つしかなかった
右と左とどっちにいくべきか
迷いながらも右のドアに手をかけてゆっくりと開いていった
とそこは月明かりに照らされていて明るかったが
「これはどういう事だ」
部屋の真ん中にミイラが座っているのが見えた
それも複数
あの村の事が蘇る
ゆっくりと中に入ると後ろでドアが閉まった
振り返りドアを回すが開く気配がない
「閉じ込められた❗」
窓には鍵がかかっている
「遅かったわね」
ふと背後からかけられた
「誰かいるのか」
振り返った視線の先に
ミイラの横にその子はいた
「わたしか?」
わたしは蠱惑的な微笑を浮かべて
「わたしか。間違いではないが今はあたしよ。じゃはじめましてかな。わたしはあたしよ。ややこしいけどあたしよ。以後宜しくね」
あの家に戻ってきたのは21時を回っていた
この時間になると外を歩いている人もいない
曲がり角から煙草屋が閉まってるのを確認して家に向かった
中に入って確認したかった
何かありそうな気がしてならない
辺りを警戒しながら玄関のドアを回してみるが
「やはり鍵がかかっているか」
諦めて回りを調べ始める
幾つかあった窓は全て施錠されていた
窓には全てカーテンがあり中の様子はわからない
「中に入れないのか?最悪窓を割って入るしかないかな」
そこまでしても中に入りたかった
軈て裏口についた
ここが駄目なら割るしかない
祈る気持ちでドアに手をかけて力を入れて行くと
ドアはゆっくりと開いていった
「ここから入れそうだな」
中から黴の匂いと何か変な臭いがしてきた
「なんだ。この臭いは、しかし嗅いだことはあるぞ」
確かにある
それもつい最近
中にゆっくりと入ると勝手口を閉じたら
俺の回りは漆黒の闇に包まれた
何も見えない
伸ばした手の先が見えない
ゆっくりと歩き出すと何かにつまずいて転びそうになる
どうやら玄関と廊下に段差があったみたいだ
光をつけたいが誰もいない家から光がついていたら回りの家の人が可笑しいと思い通報されるかも知れない
右手を出すと壁に触れた
左手も同じだった
どうやら今廊下にいるようだ
警戒しながら歩いている
右、左とたまにドアらしき物に触れる
中に入りたいがノブの位置がわからないから入れないし
たまにわかっても鍵がかかっているらしく開く気配がない
廊下はいきなり終わり目の前に段差があるのがわかった
どうやら階段らしい
俺は携帯を取り出して光を当ててみるとやはり階段だった
しかし携帯の光は上まで照らさないから
階段の上の方は闇に包まれている
まるで地獄に向かう階段みたいだ
携帯をしまうと一段づつ確かめながら登り出した
軈て段差がなくなり二階についたのがわかった
再び携帯を取り出して辺りを照らしてみると部屋は二つしかなかった
右と左とどっちにいくべきか
迷いながらも右のドアに手をかけてゆっくりと開いていった
とそこは月明かりに照らされていて明るかったが
「これはどういう事だ」
部屋の真ん中にミイラが座っているのが見えた
それも複数
あの村の事が蘇る
ゆっくりと中に入ると後ろでドアが閉まった
振り返りドアを回すが開く気配がない
「閉じ込められた❗」
窓には鍵がかかっている
「遅かったわね」
ふと背後からかけられた
「誰かいるのか」
振り返った視線の先に
ミイラの横にその子はいた
「わたしか?」
わたしは蠱惑的な微笑を浮かべて
「わたしか。間違いではないが今はあたしよ。じゃはじめましてかな。わたしはあたしよ。ややこしいけどあたしよ。以後宜しくね」