「どうだ」

「目撃者はいませんね」

「そうか」

辺りの村や町を聞き回ったが誰もいなかった

でも俺は二人にあっている

同時ではないにしろ

じゃあのあと何処に行ったんだ

その後数日分の記録を見たが姿がない

これは推測だが

駅に通じている道で別れて片方はあの老人を殺していた

そして何処かを通り家に戻った

しかし何故老人を殺したのか

見られたらヤバイものを見られたのか

それは何か

多分聞いてもわからないやと言われそうだし

あの探偵はどうだろうか

多分あの姉妹が殺ったのは間違いない

こっちも見られたらヤバイものをかもしれないが

どちらも推測の域を出ない

何か決定的な証拠が出ないか

それと何故二人は同時にあらわれないのか

春菜とあっていると秋菜には会えないし

逆も言える

これは何かある

手にした写真を改めてみる

容姿は全く同じ

服装もときている

離れてみたら区別はつかない

容姿から区別をするのは困難か

しかし性格は正反対

社交的な秋菜

人見知りの春菜

前に写っているのが秋菜か

春菜は秋菜の後ろに隠れるようにしている

再び二人の違いを探してみると

「刑事お電話が」

そう言われて気がついた

ポケットからスマホをとりだして

「はいもしもし・・・えっ?もう一回言ってくれますか。はいはいはい!それはほんとですか。わかりました。今すぐに向かいます」

「どうしたんですか?」

「それが老人の死体を発見された近くの池の中から身元不明の女性の死体が発見されたそうです」

「身元不明の?」

「それが秋菜や春菜ににているらしくて」

これはもしかして

刑事は走り出していた