ナナツは安全な所に連れられていた

「ここは安全だから絶対に外に出るなよ」

そう言うと男は扉をしめた

四角い部屋にベットと机に椅子がひとつ

天井には裸電球がひとつぶら下がっていて辺りを照らしていた

窓はなく日が射さないから今の時間がわからない

「ここは何処?」

来たことない部屋だった

「そうだ。アリスが気になる。あの子も連れてこないと」

ナナツは扉に近づくと鍵がかかっていないのを確認してゆっくりと開いて外の様子を伺うが誰もいない

まるで時が止まっているみたいに静かだ

左右に伸びたら廊下を見てみるがやはりここ何処なのかわからなかった

「とりあえず箸を持つ方向に」

部屋を出ると右に歩き出した

廊下には所々電球が壁につけてあり

その周辺を照らしていた

途中幾つかの扉があったがナナツは無視をして前に進んでいた

とひとつ気になる扉が目についた

「ここ気になる。私を呼んでいる」

ナナツは少し躊躇ったが意を決してゆっくりと開けて行くと

「ナナツ?」

アリスがいた

「アリス大変な事になったの。私と早く安全な所に」

「ナナツ私あなたに話さないといけないことあるの」

「その話は安全な所に・・・」

「時間がないの。ここで話すから中に入ってきて」

ナナツは考えた

ここも安全な所かもしれない

「ナナツ早くして」

ナナツは少し躊躇ったが意を決して中に入ると扉をしめて鍵をかけた