「・・・・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・」

いったい何を話せばいいんだ

楓は明らかに私を嫌っているはず

今日はいい天気だねって言えないし

何を買いに来たのとも言えない

楓は珈琲を飲みながら睨んでいるし

どうしよう。何か話さないと先には行けない

とりあえずここは

「楓もここによく来るの」

よし。我ながらいい質問だが

「・・・・・・・・・・・・・・・」

何か答えてよ!楓さん

でもここで挫けるわけには

「私は週一で来るわよ」

「暇なんだ。私なんか勉強で・・・・何でもないわ」

「今日は何をしに来たの」

「買い物に決まってるでしょう!」

威嚇しながら答える楓

「そうね。そうよね。買い物に決まってるわね。私もよ」

どうしよう。これは一緒にいかないかと誘ってるみたいだ

楓は多分拒否するだろうな

しかし

「同じか。じゃ一緒にいかないか」

楓さん何て言った?

一緒にいかないかって言ったですね

「楓が嫌じゃなければ」

楓はゆっくりと立ち上がると

「決まりだな。さあ時間がない」

歩き出す楓を

「待って」

私も会計を済まして後を追いかけた